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今日、いやもう昨日になるか・・・
同時多発テロのあった日でしたね。 その時の映像は、見ていてもいまだに衝撃的なものがあります。 それでも尚、各地で、テロや戦争、内乱が収まりません。 そんな中、ふと『鬼子母神』という言葉が頭に浮かびました。 鬼子母神はたくさんの子供を産み育て愛していましたが その沢山の子供たちをやしなうために、人の子供を食らい、性格も凶暴で、人々に恐れられていたといわれています。 そこでお釈迦様が鬼子母神が一番かわいがっている末の子供を 戒めのため隠しました。 何百人といる自分の子供の中で、たったひとりいなくなっただけで 鬼子母神は嘆き悲しみ、世界中を半狂乱で探し回ったといわれています。 疲れ果て、途方に暮れた鬼子母神は、お釈迦様のところに相談に行くのです。 そこで、命の大切さを教えられ、改心し仏に仕える神となったといわれています。 テロや戦争は、自国愛、宗教、思想、自由の獲得のために他国の同じものをを攻撃したくさんの無力な命を奪っています。 まるで改心前の鬼子母神のようだな・・・と思いました。 鬼でも戒められれば、改心し、奉仕に尽くすことができるのに 人は戒めと気づかず、復讐心でさらに争いを起こす。 改心できるまで無力な人の命がはかなく散っていくのか・・・ と思うと、やるせなくなります。 テロや戦争にかかわらず 私たちの日常でもそうだと思うんです。 辛いこと、いやなこと、誰かのせいにして、何かのせいにして 自分と向き合わず、他の何かを恨み、妬み、復讐しようとする。 そういう思念が引き合い、団結して 負の組織を作っていくのかな・・・・ でも逆もありです。 改心して、調和の世界をのぞむ想念が集まれば 陽の組織を作っていくんだろう・・・ そのためには、しっかりと自分と向き合い 己の負に打ち勝つことが何より大切なんだろう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年09月12日 03時46分29秒
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