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テーマ:隠居の愉しみ(1115)
カテゴリ:歴史散歩
昨日の産経ニュースに 伊勢神宮外宮を参拝された天皇陛下 の お写真が掲載されていた。
先週のことになるが 近隣の神社役員260数名がバス8台で 伊勢神宮研修参拝があった。 私も 氏子総代と一緒に参加させてもらった。 神社庁を通しての正式参拝と言うことで 内宮も外宮も垣内参拝であったから 普段 お賽銭をあげて拝礼している門の横から もう少し内側で拝礼させていただいた。 260数名が2班に分かれての拝礼出で 1号車の私たちは1番後ろから垣内に入り 大勢のひとの肩越しに拝むのだったから 感激には程遠かった。 内宮はあっという間のお参りだったが 外宮では貴重な体験をした。 ここでも 寸の間の拝礼であったが 参拝後横門から出て横を通り 正殿の真裏に回って 旧正殿(古殿地)を拝観したのだった。 古殿地は 式年遷宮のあった昨年、内宮は10月3日・外宮は10月5日 神様が新宮殿に御移りになる「遷御」の式までは 神聖な地であった。 裏に門があり警備の人がいる。 そこから中に入ると つい先日まで天皇陛下とそのお使い以外は 入ることも見ることもできなかった神殿が建っていた。 写真を撮りたいと うずうずしたのだが 「撮影禁止」の立札と 要所に立つ警備員の眼。 そして 一緒に拝観している人々の神妙厳粛な態度。 カメラを取り出す勇気はなかった。 それにしても わずか半年も経たないというのに 神殿の屋根の傷み具合のひどさはなんということだろう。 築20年の古び以上に 半年間の放置が傷みに拍車をかけたのだろうか。 というわけで 先ほどの陛下のお写真。 あの場所と そっくりな古い方の場所を先週歩いたのだよ私は。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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