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テーマ:ご隠居のひまつぶし(713)
カテゴリ:歴史散歩
私のガラクタコレクション
これは大正天皇の御大典記念の品々、例によってネットオークションで衝動買いしたものである。 大正4年(1915)11月大正天皇即位の御大典は京都御所で行われた。 11月10日即位の礼 11月14日・15日大嘗祭 この大嘗祭に供える米を献納する悠紀斎田(ゆきさいでん)に現在の岡崎市中島町の田んぼが選ばれた。 これを記念して地元では毎年「御田植え祭」を行っている。 百年祭の2015年には秋篠宮ご夫妻御臨席で盛大に挙行された。 我が家から800mほどのところに「悠紀の里」はある。 当時の田植えから刈り取りの状況を描いた絵の一部。(印刷) 奉納された米は大嘗祭の悠紀殿に供えられた。 半年に渡る名誉の行事だったのだ。 一方、令和の悠紀斎田は福島県猪苗代町に決まった。 写真は福島民報より拝借 翌大正5年、記念の本「大正大典史」も発行された。 令和の御大典は10月22日に皇居で即位の礼が行われる。 一年限りの祝日である。 大嘗祭は11月14日夕から翌日未明にかけて古式ゆかしく行われる。 こちらは宗教的儀式のゆえにか祝日にはならなかった。 さて「大正大典史」は部厚い本である。 式典の次第、各国からの来賓の名前等、私には興味深い内容に満ちている。 特に興味深いのは皇族方の写真であった。 一番下の、お二方は大正御大典の5年前皇族に列せられた昌徳宮李王と李王世子である。 元大韓帝国皇帝と皇太子 日本側は敬意をはらっていたと言っても併合された側の屈辱感は癒されるものではなかっただろう。 だからといって、なすすべもない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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