休日診療
タフが取り得のラガーマンがぐったりして元気がない。まさに鬼の霍乱である。霍乱とは暑気あたり、特に日射病を指すらしいから、その肢体を真っ黒に焼き上げた信州の陽射しにやられたのだろう。休日のきょうは掛かりつけの医院も閉まっているので「市民のひろば」に掲載されている在宅当番医を探す。事前に電話で場所を尋ねて、着いたところがご覧の瀟洒な邸宅風のクリニック。自宅に併設された医院はまさしく在宅当番医たる所以か。意外だったのは処方箋だけかと思っていた薬を調剤して渡してくれたこと。休日診療制度に感謝しつつも、サービス業一筋の私としては、なぜ日曜・祝日営業をしないのか不思議な感覚がある。歯科医院は日曜営業も珍しくなくなってきたのであるが、金融機関と同じく顧客の要望に応えて欲しいものである。