猫学・猫論・猫日和（ねこがく　ねころん　ねこびより）

私たちがTVでスポーツ観戦しているとき、ドンは怖くてたまらない。「行け！」「やった！」といきなり大きな声をだすので、ケンカしていると思うらしい。花火中継とか銃声とか、テレビからでる大きな音もだめ。なのに目の前であがる花火の音は平気。見物中に退屈して寝てしまった。クリは、世の中で一番苦手なものは花火というくらい、花火が大きらい。おととしは庭につないでおいたら、綱をかみ切って逃げてしまって翌日まで帰らなかった。ブロック塀をかきむしったらしく、前肢の肉球がやぶれて血だらけになっていた。去年からは見物に連れてきて、見物の間中抱きしめているのだけれど、とても辛そう。
とんでもない行動にでたのは、ちびっこペソ子だ。なんと大空の花火に向かって吠えている！
この子は、走るトラックにも吠えたり、追いかけようとしたりする。自分がちっこいの知らないのかしら。アホというか、大物というか、全く・・・。そんなペソ子の怖いもの、一番はたぶん「留守番」。