カテゴリ:悲しい別れ
ペケはドライブ猫
車で出かけるときは、いつもいっしょでした。もちろん、犬の散歩も。 でも、ケチャとアニの姉妹を保護して、犬が6匹になってから、あまり一緒に出掛けなくなりました。 仲の良かった初代ドンが死んで、慣れていないケチャやアニが煩わしくなったようです。 そして犬が増え続け、散歩はワンボックスで行くようになると、ペケが知らないうちに車から降りてしまい、行方不明になりかけたりしたので、散歩に連れて行かなくなったのです。 ちょっと買い物に行こうとして、ペケがたまたま車のそばにいれば、小さい車で連れていくこともありました。 引っ越す前からの習慣で、車で帰ってくると、連れて行ってもらえなかったペケは不服そうに駐車場で待っていましたが、年を取るにつれてペケ本人があまり外に出なくなったことも、原因のひとつでした。 3月20日 私は「ニャーのおじいさんとおばあさん」の墓参りに行きました。 暖かかったからか、珍しくペケが外にいたので、抱いて車に乗せました。 墓地の前に何件か用事をすませました。ペケは、私が車に戻る度に、助手席から寄ってきて「あーん、あーん」と甘えます。以前はそんなことなかったのに、久しぶりなので不安なのかな、と思いました。 そして最後にお墓参りを済ませて車に戻ると、ペケはおとなしく、後ろのガラスの前に座っていました。 犬のドン、クリ、ペソといっしょにいつも車で出かけていた時の、ペケの定位置です。 後部座席に3匹が座り、ペケはその上。飽きると犬と一緒にいたり、前まで来て私たちの膝に乗ったりしました。 久々のセダンタイプの車で、ペケは定位置を思い出したのでしょう。 (2009年7月 ドンを火葬して帰るときの、ペケです。ここが定位置) お墓参りの帰り、これからはもっともっとペケを車に乗せよう、と思いました。 墓誌を見ると、「ニャーのおじいさん」が亡くなったのが平成20年。今の家に引っ越してきてわずか一月後のことでした。もう9年も経っていたことに唖然として、ペケや動物たちと過ごしてきた時間の長さを改めて思ったのです。そして、ペケに、いつまでも長生きして欲しいと・・・・・ まさかあれが最後のいっしょのお出かけになるなんて。。。。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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