闇鍋探検隊1
いやあ、年末ですね。 私は自分のポートを色々とチェックしていたのですが、ふと「自分のポートフォリオの下位銘柄はどうなっているのだろう?」と考えました。 ポートフォリオの上位銘柄については常に監視の目を光らせていますが、下位銘柄は「買いっぱなし」だったり、「上位から転がり落ちてきて完全放置」だったりの闇鍋状態となっています。 そこで今日は年末で暇なこともあり、ポートフォリオの時価総額の小さい順でランキングを発表してみたいと思います。 基本的には「優待ボロ株」だらけですが、中にはちょっと光りそうな子もいるかも、、、、、、、? ちなみに全銘柄が優待株です。 1位 2350 オックスホールディングス 優2位 3716 アーティストハウスホールディングス 優3位 2926 篠崎屋 優4位 9439 ビーアイジーグループ 優5位 9656 グリーンランドリゾート 優6位 2328 アリサカ 優7位 4334 ユークス 優 8位 8512 大証金 優9位 7502 プラザクリエイト 優10位 6927 フェニックス電機 優 1位のオックスホールディングスは、企業の倒産リスクを算出するソフトの開発・販売会社のくせに自分自身が瀕死の状態で、はままつさんが仰るとおりまさに「医者の不養生」状態なわけですが、以前には当時の子会社の日本証券新聞を3か月分も届けてくれたり、 前回の9月優待でも、 新格付速報をくれたりと、ホルダーとして「そんなに優待頑張って大丈夫なのか?」と不安になるほどです。なんとか生き残って欲しいですね。 2位のアーティストハウスHDは私は2万円ちょっとで1枚だけ購入しました。購入前にplatinumさんのブログでここが「危ない」企業であることは重々承知していたのですが、「一度は優待を手に入れてみたい」、という好奇心を抑えることが出来ずに買ってしまいました。 先ほど4畳半2間さんのブログを拝見していると、「新興市場年間値下がり率ランキング」が載っていて、このアーティストハウスが堂々の第2位にランクインしていました。 値下がり率はなんと-95.8%です。凄まじいですね。ありえないですが、万一ここを主力にしていたら今年生き残れなかったでしょうね。 4位のビーアイジーグループは前回は、 かなり高級なシャンプー&リンスセットでしたが、今回の優待からは3種類の割引券(モッズヘア、BNX、ラッシュネットワークの割引券各2000円分)へと変更になりました。 ただ、モッズヘアの割引券はヘアケア製品と引き換え可能なので、実際の商品を頂いてみないと優待価値に関してはなんともいえないですね。 5位のグリーンランドリゾートは万年低PBRの不人気株ですが、優待券を使える九州地方の方にとっては魅力的な銘柄です。 ここは10000株保有で遊園地の「無料VIPパス」が貰えるのですが、ハードルの高さに燃えるのか、10000株を目指す優待族の方がヤフー掲示板に散見されます。 私もその気持ちは良くわかります。激旨ラスク優待のシベール(2228)なんかがそうなんですが、「どうしてもこの優待が欲しい!」という気持ちは、株価指標など吹き飛ばす爆発力がありますからね。 9位のプラザクリエイトは、このベスト10の中ではかなりまともな銘柄で、「優待も値上がりも」狙えそうな魅力があります。私も注意深く業績推移を見守っています。 10位のフェニックス電機は1995年の倒産から、「まさに不死鳥のごとく」蘇った銘柄ですが、優待改悪で株価は激下げし、 優待族の我々が身代わりに死にそうです。 (笑) まあ、1単位も小額ですし長期株主優遇の優待制度に変更になったこともあり、気長に応援していくつもりです。 優待銘柄は一般に底値が固いですが、もちろん例外もあります。オックスやアーティストハウスがそれを証明していますね。 こうして、ポートフォリオ下位銘柄をじっくりと眺めてみるのも新鮮で楽しいですね。