この魅力を伝えたいのですけど。
というわけで、全力で応援したのですが相手が一枚上だったと痛感させられたラグビーの試合でやはり凹んだ日曜日の夜、翌日も休日だということをいいことに遅くになってからマーラー様の5番のシンフォニーのブルーレイ鑑賞開始してしまいました。いやあ、やはりマーラー様最高、を今更ながらひしひしと、です。 て、世間的にはベートーヴェンやモーツァルトのように誰でも知っている作曲家ではないですし、チャイコフスキーやドヴォルザークのようにあっちゃこっちゃで頻繁に使われるメロディーメーカーでもありません。しかも、ご存じの方ならうなずいていただけると思いますが、ある意味精神分裂(この名前の病気、こう言ってはいけないんですよね)なきらいもあるくらい躁と鬱?という曲想の急激な変化、ほかにもとにかく長い曲、などなどですが、そこが魅力なのですが、それゆえアンチも多い作曲家でしょうか。なので私が初めてマーラー様の名前を知ったのが30年以上前の高校時代ですが、そういうマイナス評価が先に耳に入ってしまい、この人の曲って聞くの大変なんだ、と尻込みしたのもいい思い出かもしれません。実際、接してみたら面白いじゃあないか、と速攻大好きな作曲家になってしまいました。当時大学生、吹奏楽部にいたので(大学にオケがなかったので折角のファゴットも泣いてましたよ、とは今ではいい思い出)、こんなすごい人の曲を演奏したいけどなかなかそれは難しいよねえ、だったのが気が付いたらコントラちゃんですべてのシンフォニー演奏させていただけた、なんて幸せの限りです。絶対、マーラー様のシンフォニーはすべて名曲!です。 なので、この人の曲を聴いて鼻血出すくらいにテンション上がる人を増やしたいぞ、が最近の変な目標でもあります。実際、私も鼻血を出したことはない(おい)ですが、この日聴いた5番も終楽章まで70分頑張ったならば終結部の盛り上がりなんて、ですよ。おい、さっきその長い演奏時間があかんやろ、って言ってたのは確かですが、いやいや、マーラー様の魅力をなんとかもっと知ってほしい(オケで実際一緒に演奏している人でもマーラー様の魅力を知らない人が多いんですよ)だけに、どうやってこの布教活動すすめていけばいいか、私よりもマーラー様の魅力に詳しいみなさまの助言、お待ちしてます!