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夢先生の玉手箱-annex

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「この問題どういう意味?わかんない」
と、ぱっと読んで問題の内容が読み取ることができない
難度の高い国語や算数の問題のプリントや問題集を手に
私のところに来る1、2年生たち。

英語と同様に「できた」という結果ではなく
「自分でわかった」に拘らせたいので
はいそうですか、と直ぐに解き方を教えたりはしないのだが
生徒たちの発する「わからない」の向こう側には
実にさまざまなものが潜んでいる。

気になるのが、
「わからない」と言い「やらない」子どもたちが増えていることである。
このような子どもたちにとって
やって「できない」と
やらないで「できない」には大きな違いがあり、
彼らが発する「わからない」に
「勉強ができない自分」を受け入れることへの
強い拒否感を感じる。

問題を前に「できないとお母さんに怒られる」
と泣き出す生徒
とてもお母さんがそんな理由で子どもを怒っているとは思えないし
実際に怒ってはいないであろう。
しかし、現代子育ては、いかに頭のよい子を育てるかに向かっている
と警鐘を鳴らす教育評論家がいるように
幼いころから親の自分(子ども)に対する
期待のまなざしや落胆の様子を感じ続け
更に知育系の習い事で「できる」と
親を含め周りの大人から笑顔で褒められた経験が
「勉強ができない自分」を受け入れることを
困難にしているのではないだろうか。

結果を求められるのは、誰でもつらい
「わからない」と逃れようとすることを責めることはできない。

そして親や講師など回りの大人が「できる」という結果ばかりに気にして
お膳立てをしてしまうことも
数年後、別の「わからない!」を産み出す。

私とて暗唱課題のチェックをしていると時など
「できたね、偉いね」と褒め言葉が出そうになる。
「できた」という結果を褒めることの危うさと
努力した「過程」を認めることの大切さも
生徒達の「わからない」があらためて私に教えてくれてたものの
1つである。






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最終更新日  2010年05月25日 14時11分37秒
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