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夢先生の玉手箱-annex

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先週は、父母会、面談、行政に係わる会議と
話す機会が多く、慌ただしく
いつもとは少し違う疲労を感じた一週間でした。

そんな中、7年前に実教室を高校卒業と同時に卒業した生徒(S君)のお母さんが
「実は、上の子(S)が今年の年末に結婚することになりまして、
 又、下の子(H)も○○○(外資系の上場会社)に就職が決まりました。
 これも実教室の先生方のおかげだと、子どもと話しておりました。」
と、満面の笑みを浮かべて報告してくれた。

このS君については、このブログを始めて間もない時に書いたと思うが
S君のお母さんは、子どもの成長を通して
賢い子育てとは社会を生き抜く
人間力を育てることではないかということを
私に教えてくれたお一人である。

S君もHちゃんも、時間をかけて自分で将来を考えて
歩んでいって欲しいというご両親の考えで、
小学校から高校までそれぞれ私立の男子校、女子校に通いながら
S君は5年生から8年間、
Hちゃんは、1年生からほぼ12年間実教室で学んでいた。

S君は、小さい時から乗り物好きで
高校生の頃は、戦車や戦闘機に発展
自衛隊の訓練などを見に出かけたり、
1人で青春18切符で47都道府県を回るなど
学校にべったりではなく
自分で計画を立て、その計画を夏休みや冬休みに遂行していた行動派
そして趣味は、無線で、消防無線を傍受しては
区内で何が起こったかを楽しそうに教えてくれた。(笑)

一方、妹のHちゃんは、
中学生の頃は、S君が「先生、ウチの妹ケバイでしょう。」と苦笑いするほど
「浜崎あゆみ」ばりのメイクと服装で実教室に来ては
担当の日本人講師を悩ませていた。(笑)
(実教室にドレスコードを設けることになったきっかけは彼女である。)

そんな徹底して自分のやりたい事に没頭していた二人を
ご両親は、「失敗してもそこから学べばよい」
と、いうスタンスで
他人に迷惑をかける、傷つけること以外は
~しなさい、と言うことなく
学習を含めても黙って見守られていた。

彼が通っていた学校は、
お医者さんの息子が多く通うことで知られている進学校だったこともあり
旧帝大のどれかに進むのではないかと想像していたのだが、
彼が高校2年生の秋に私に告げた志望先は、
海上保安大学校で、
ダメだったら消防庁、というものだった。

結果、東京都で唯一の合格者となった彼は
合格の決め手となったのは、
小学校から学校で習っていたフランス語と
実教室で培った英語力だと言っていたが、
私は、さまざまな経験を経て培った本人の行動力と決断力
つまり問題解決力の高さが
決め手となったのではないかと思っている。

Hちゃんは、お母さんがピアノの先生ということもあり、
音をつかまえ再現するセンスにが備わっている
まさに語学習得に向いたタイプで
めきめきと力を伸ばし、
中学2年生の時に1ヶ月間の寮生活を希望し
大学生が主に参加するプログラムに単身参加し、アメリカへ。
高校でも学年トップクラスの成績だった彼女が
希望したのは、マネージメントで
難関私大の商学部の学校推薦ではなく
産業界の指導者を育成するという建学理念の国立大学を目指し、
宿題の多さで有名な予備校へ通い始めた。
残念ながら、第一志望校の国立大学には合格できなかったが
難関私大の商学部に合格した。

Hちゃんにしてもお母さんがおっしゃるように
英語力の高さが就職試験に影響があったかもしれないが
外資の一流企業となれば、彼女以上の英語力を持った学生も
大勢いたに違いない。
彼女の場合も、自らの意志でしたさまざまな経験が
彼女の自己肯定感を培い自信となり、
それが面接官の心を掴んだのではないかと思う。

私は今でもS君のお母さんがS君の受験前に仰った

「海上保安大学校と消防庁、と言い出した時には、
 親としてこうなって欲しいという希望はありましたし
 ダメだったら大学には行かないのか。と内心思いましたけれど
 子ども達の人生は彼らのものなのだから
 将来、Sが大学に行きたいと思い、相談されたら、
 親としてできるだけの事をしてあげればいい
 と主人に言われ納得しました。」

という言葉と合格発表後に聞いたS君の

「親にも自分の進学先に希望はあったと思うけれど
 自分の気持ちを尊重して
 自分が望む道を進ませてくれたことを感謝している。」

という言葉を忘れることはできない。






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最終更新日  2010年10月03日 17時12分23秒
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