いい時代と悪い時代
いい時代と悪い時代 南風一どこの大学を出たとかどこの学部を選んだとかそれによって就職率や給与水準がそれほど変わらなかった時代はもはや現代の日本からすれば遠い過去の話昔から依然として変わらないことは男性か女性かによって就職率や給与水準に大きな格差があり女性が男性と同じ処遇を望んだとき女性は男性と同じ就業環境を求められるということであるたとえば理学博士号を取得したばかりの独身女性が片田舎の移動手段が車しかない環境の職場に田んぼの中のアパート住まいをせよと言われたら果たしてどれだけの人が日々の通勤や生活に耐えられるだろうか?まさか家に父母が待っている女学生ではあるまいし30歳を過ぎた独身女性が付近にコンビニもない街灯もない田舎の田んぼ道を自転車で通勤するのか?雨が降れば傘をさして歩くか合羽を着て自転車で行くのか?しかも11月から2月という冬季期間の筑波颪が吹きつける厳寒の中だおよそ通勤や生活環境を考えない勤務というのは気違い沙汰ではないか?地理測量が専門の理学博士にだって親に頼れない困窮女性がいるのだおよそ独身女性が通勤できる住環境ではないところに独りぽつねんと暮らせと言われたら誰だって自死してしまうのではないか?(詩集の宣伝)「青春17切符+1」3月26日発売。購入は、こちらからどうぞ詩が良かったと思う方は人気blogランキング