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カテゴリ:詩
再会 南風一
やっと会えたきみは 俺が思い描いていたとおりの姿
膝が出た黒と白のチェックのスカート 首周りに大きなレースが波打つ上着 顔は急いで出てきたのか いかにも化粧してきましたという顔立ち
胸もボリュームがある 何よりハデな出で立ちが人目を惹く
物静かで控えめで奥ゆかしい娘が好みだと思っていた だけどきみの姿を見ると 本当はそんなんじゃなかったんだということを思い知らされる
人目を惹くので何とかならないかと思いつつ きみと暮れの街を歩く 横断歩道であんまりゆっくり歩くので きみに腕を引っぱられながら だんだんきみのペースに惹き込まれてゆく俺だった
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