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カテゴリ:詩
棘 南風一
飲みなれた水を飲むように 特にうまいとかまずいとか 臭いがあるとかないとか そんなことは一切感じることなく ただ毎日を当たり前に過ごしているのだろう
押入れの奥に仕舞い込んだ子どもの玩具みたいに 二度と取り出すこともなく すっかり忘れてしまったのだろう
生きてゆくのに 痛くも痒くもない もう棘のようなちくりとした痛みも 消えてしまったのかな
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Last updated
2008/06/29 11:10:32 AM
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