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南風一の世界

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2008/08/01
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   一日の始まりに  南風一


長い髪をなびかせて

ホットパンツに すらりとした小麦色の脚

車の横を軽快にペダルを漕いで通り過ぎてゆく少女よ


もう3カ月来きみの姿を見かけるから

きみの姿を見かけない朝は

少し物足りない一日の始まりになる


今日は少し遠くにきみの姿を見つけたから

すぐ間近かにきみの姿が迫ってきたときには

きみの姿を網膜に焼き付けるように

きみを見つめてしまった


きみは俺が乗り出すようにきみの姿を見つめていることを

知っているから

わざと視線を横に逸らす


なんて可愛い仕草なんだろう

すらりと伸びた小麦色の脚を思い出しながら

親子ほど年齢が離れた男がいい年をして

なぜ心をときめかせているのだろう

なんて訝しんでいる

 

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Last updated  2008/08/02 12:08:07 AM
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