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南風一の世界

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2008/09/21
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カテゴリ:

   驟雨   南風一


雷が轟き

突然の驟雨


こんなときに外出していた日には

軒下でもあれば逃げ込むこともできよう

木陰でもあれば多少の難を逃れることもできよう

(といっても所詮気休め程度)


驟雨の度

思い浮かべるのは

きみのこと


ちょうど駅から降りたところで

土砂降りに遭ったきみ

髪からセラー服、スカートまで

ずぶぬれになったきみ


セーラー服は

ぴったり身体に貼りついて

胸の膨らみは露わになって

スカートから流れ落ちた雫が

白い脚を流れ落ちる


「さあ 早くこっちに来て。

 俺の部屋で雨宿りすればいい。

 しばらく待てば 雷も通り過ぎるだろう」


タオルを受け取ったきみは

顔と髪を拭く

濡れた服をどうしようかと思案していたので

「さあさあ 風邪を引くからその服もさっさと脱いだ」

きみはちょっとはにかみながら

セーラー服とスカートを脱いで

下着姿になった

下着も濡れて透けていた


「さっさと下着も脱いだ」

きみはしぶしぶ下着も脱いで素っ裸になった


空想はそこまで行くのだけれど

さてそれからきみと俺はどうなったのかな?

 

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Last updated  2008/09/21 04:00:06 PM
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