南風一の世界

　　　ゴール　　　南風一

きみを射止めたからといって

剥製にして床の間に飾るわけではない

多分セックスして子どもを作って

乏しいサラリーで家庭を作っていくことが

求められたのだろう

そんなことは一切俺の頭になかった

俺の頭にあったのはただきみと一緒になること

それから先のことはない

そんな男の口車にやすやすと乗れるはずなかった

きみがあっさり「ＹＥＳ」と言わなかったのは

正解だったね

（詩集の宣伝）
「きみのちきみ１２０％」１２月５日発売。

購入は、
こちらからどうぞ

詩が良かったと思う方は
人気blogランキング