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カテゴリ:詩
謎 南風一
従妹の自死について 分かったような気になっていたけれど 全く分かっていなかった 従妹の戸籍附票を取り寄せてみると つくばの国土地理院に非常勤で勤務することになったのは 平成14年のはずなのに 住民票が動いたのは平成15年10月31日 そしてその3か月と10日後に自死 博士論文を指導した教官の記憶によれば 従妹は平成14年10月29・30日に金沢の学会報告で指導教官に 会っており 指導教官は従妹に元気でやっている?と声掛けしている そのときはもう“つくば”の国土地理院に勤務していたはずだが 住民票は動いていない????!!??? 指導教官が言うには ”つくば”の国土地理院に勤務を始めた頃は 元気に勤務していたようだが 1年くらい経った頃から休み勝ちになり (精神科?)に通院しながらの勤務となっていたとのことだった 指導教官が言うには 従妹の自死は 「冬を何とか乗り切って欲しい」と思っていた矢先のことだったので 指導教官は随分驚いたとのことだった また指導教官が言うには 「従妹の自死は発作的なもの」で 「その理由は誰にも分からない」という ことだった 私も従妹がなぜ自死したのか? その理由を分かったつもりになっていたが 実は何も分かっていなかった きみはなぜ自死してしまったの? 「自分が生きていることを 祝福してくれる人なんて誰もいない」と 思い込んだのかな? 16年後に こうしてきみの自死を残念に思っている俺が現れることなんて とても想像していなかったに違いないけれど 全然面識のなかった従兄の俺はきみの自死を悲しんでいる (詩集の宣伝) 「青春17切符+1」3月26日発売。 購入は、 こちらからどうぞ 詩が良かったと思う方は 人気blogランキング お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2021/03/24 10:01:14 PM
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