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南風一の世界

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2023/03/24
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カテゴリ:
 華血のお話し   南風一

暑いときとか
低気圧が通過するときとか
天気や気候に係わらず
ほんの少し鼻先に指が触れただけで
突然 華血が出ることがある

今日のケースは 午後から部屋の気温が高かったから
上せてしまったものか
仕事中に華血が出てきた

2~3分ほど書類を上に掲げて鼻から華血が出ないように
上を向いていたが
折り悪く今日が最後の出勤日となる派遣社員さんがいたので
ショートケーキの振る舞いがあって
ケーキを一個有難く頂くために席を立って
持ち帰って やおら席に座った拍子に
あろうことか華血が鼻穴からたらりと流れ落ちた

「なんてこった!」
コロナ対策用マスクをしていたけれど
マスクの中にも鮮血が2、3滴流れ落ちた
「これはまずい」と思ってマスクを鼻の上まで上げて
華血を隠そうと試みた
マスクの中は鼻下から唇まで
流れ出た生ぬるい華血の感触がちょっと気持ち悪い


それからケーキをそっちのけにして
慌てて洗面所に逃げ込んだ
暫く華を上にして華血が止まるのを
待っていた

華血はなかなか止まらず
5分は経っただろうか?
まだ華の中は小川の流れが少し停滞してちょろちょろ流れに変わった程度だったが
そうそう長居してもいられなかったので
上を向いて立っていることも
ほどほどにして
洗面所を後にした

以前はうどん屋でうどんを食べているときに華血が出てきて
ちょっと困ったことがある
華血を垂らしながらうどんを啜る
というのもちょっとグロテスク

仕事中に華血が流れだして
さり気なく上を向いて無為な時間を過ごすというのも
(元々何もしていない時間の方が長いのだが)
周りの仕事の同僚の手前
結構苦労する


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Last updated  2023/03/24 10:23:12 PM
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