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何度となく記事に書きましたが 私は生徒の自主性は全く信じておりません。 自主的に勉強する子は元々そのような性格なので とうの昔から自主勉をしているわけで そのような子は基礎もしっかりしており 学力も高く,当然成績も良いわけで 余程のことがない限り(難関校の受験など) 塾に来るわけがありません。 塾に来る子は,基本的に自主勉の出来ない子 (成績が振るわない子に限らず 学年席次1位でも,そのような子は結構います) と考える方がこちらもストレスをためずにすみます。 なので,私は宿題等も特定の時期を除き一切出しません。 勉強には量が必要であることは論を待ちませんが それでも宿題を課さない理由。 まず,忘れた場合の対処が出来ません。 完璧にやって来る子。 まぁまぁ,きちんとやって来る子。 手抜きをして提出する子。 忘れてくる子。 最悪,人のを写して提出する子。 後の4つに関してはストレスの温床です。 また,提出を受けた後の処理が出来ません。 量を補完するための宿題ですので ある程度の量を課すことになります。 60名近くの生徒から提出を受けた宿題を ただでさえ,満席的な時間不足の中 丁寧にチェックするのは物理的に不可能です。 このような諸々の理由で私は宿題を課さないのです。 自主勉ができずに塾に来る子に対しては 塾完結型というのが私の大原則です。 因みに,特定の時期とは 受験の追い込み期です。 この時期はこちらがストレスをため込むような 提出状況は生まれにくく, また,受験期は通常期よりも授業準備量が少なく 中3のみなので何とか処理もできます。。 また,課す場合の提出期限は翌日の塾のない日で 提出方法は(私の)自宅のポストへの投函となっています。 これだとよりストレスが生じる事態を避けることが出来ます。 余談ですが,私は生徒の人格の形成だとか 自主的に勉強できるような力を育てるだとかは 一切興味もありませんし, それをできるだけの力量も,時間的な余裕もありません。 また,それは塾の仕事ではないとも思っています。 人格の形成など人為的に出来るわけがありませんし, 自主勉力などは性格の問題ですので。 塾の仕事は,生徒の学力を上げることのみで それ以上でも,それ以下でもありません。 偶発的に,それ以上のことが起こる可能性は あるでしょうが それ以下のことが起これば, 即明日がないということでしょうね。 この仕事をして思うのは 時間を惜しまず, それこそ人の何倍も仕事をすること以外, 生徒の学力を上げることはできない ということでしょうか。 何れにしても,肝は“生徒を信じない”ということ, これは言い方を変えれば “塾側で責任を持って学力の向上に努める” ということです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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