かえりみち

2008/09/09(火)20:36

四国に思う

四国遍路(20)

なぜ、歩くのか。 私自身の壮大な疑問。我が家の側は遍路道。 発心するには至っていない。私のような仏心のない人間は、まだまだ長い修行が必要なんやろー。だが、様々な人との交流を通して、私は着実に人間として成長したと思う。 だから、私はとりあえず、歩こうと思う。 何も、考えずに。日本を。四国を。 とりあえず、八月帰ってくるなり早早、四国遍路をしてみた。歩き遍路をしたかったのだが、時間の都合上、チャリを使用したことは、お見苦しいとは思うが・・・・ ★9月1日 まず最初は、松山市内にある四国霊場五十二番札所「瀧雲山太山寺(たいさんじ」に行ってみた。最寄り駅は伊予和気駅。真言宗の寺院である。 ↑太山寺一の門 一の門からけっこうな坂道である。上り詰めると本堂へ。本堂は1305年(嘉元三年)の創建であり、立派な建築である。 ↑国宝、太山寺本堂 ↑太山寺本堂を横から・・・・ ↑太山寺にある子規句碑 「菎蒻に つつじの名あれ 太山寺」 正岡子規は松山出身の俳人である。 かつては門前で太山寺名物のこんにゃく田楽が売られていたそうである。今では句碑のみぞ残る。 そして、四国霊場五十三番札所「須賀山円明寺(えんみょうじ)」へ。行基により開山されたと伝えられる。和気の街中にある寺院である。 ↑円明寺中門 これ以上、先に進むと大西の延命寺まで行かにゃーおえんのんで、とりあえず、家に戻り石手寺へ向かう。 四国霊場五十一番札所「熊野山石手寺」は我が家からもっとも近い道場である。何気に四月以来二回目の訪問。 ↑重要文化財、石手寺三重塔 ↑猫に襲われる・・・ww ↑石手寺本堂 石手寺は見所がいっぱい。一言ではとてもやないけど、語れないお寺である。お山八十八箇所というのも存在する。これを回ると四国遍路をしたくらいの効果があるらしい。 つづく

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