カテゴリ:四国遍路
追憶。ふと春のみちを思い出す。
★2008年5月30日・伊豫国久米郡桑原郷にて フランス語の授業前、私はチャリで遠乗りをしていた。 ここは松山市畑寺町。四国霊場五十番札所「東山繁多寺(はんたじ)」である。 ↑繁多寺山門 この寺院は、あの一遍上人(当地出身・時宗開祖)が修行したお寺であり、源頼義や河野氏に縁が深いお寺さんである。蒙古退散を祈祷した寺としても有名である。 ↑繁多寺本堂 静寂に包まれた、春の山。 ↑アイスクリン そしてチャリで久米へ向かう。松山市久米。 ↑浄土寺 早速、四国霊場四十九番札所「西林山浄土寺(じょうどじ)」へ。 御真言としては「なうまくさんまだ ぼだなんばく」と唱えるらしい。この寺には空也上人(市聖)が三年間滞在したらしい。浄土教が盛んだった平安末期の末法思想の頃やろか。 ↑浄土寺境内 ↑子規句碑 「霜月の 空也は 骨に生きにける」 ↑浄土寺門前 夏の痛いような日差しより、春のへんろみちは柔かい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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