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カテゴリ:判例、事件
いま、ふとカレンダーを見たら、今年も残すところあと5週間だと気づきました。
とはいえ近年は、「正月はどこも休みだから年内にあれこれ片付けないと」という気ぜわしさをあまり感じませんが、皆さんはいかがでしょう。 仕事のほうも、弁護士は職業がら、年末だからといって急に忙しくなることはあまりないです(他の同業者はどうだか知りませんが)。 さて、昨日は当事務所の周辺でやや大きな事件がありました。 大阪市中央区南船場の郵便局に、刃物を持った男が強盗に入り、逃走過程で3人を刺して重軽傷を負わせたと。 南船場といえば事務所のある南堀江からかなり近いし、現在の自宅からも比較的近いので、逃走の末に逮捕されたとのことでひとまず安心しております。 報道によりますと、その容疑者の格好は、上半身裸で、長髪のカツラをかぶっているという、ちょっと普通ではない様子だったとか。 それを聞くと誰しも、マスコミなら言うをはばかるような事情(つまり心神喪失や心神耗弱など)があったのかと思ったでしょうけど、朝刊を見ると実名で報道されているようです。 その報道されたところによると、 「年を越すためのお金がなかった」のが動機であるとか。 冒頭の雑感は、今朝の新聞でこの部分を読んでふと思ったのです。そうか、年末かと。 上記の容疑者の供述がどこまで真実なのかは知りませんが、今どき、年を越すのにも苦労して強盗を働かないといけないような人もいるのかと、改めて思いました。 そして動機はどうあれ強盗や強盗致傷罪は重大犯罪であり、そのような事件が起こらないことと、そのような事件によって当事務所の業務が忙しくなったりしないことを、身近に起こった事件なだけに、強く望んだ次第です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007/11/27 01:35:38 PM
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