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テーマ:海外で出産するぞ!(33)
カテゴリ:妊娠の記録・幸せのキロク
今週、今月2回目の検診があった。取り合えず全てが順調なので特に以前のように焦る事もなく、幾つか持っていった質問も合い変わらずドクターにあっさり答えられ検診を終えようとしていた。が、最近ホルモンの分泌物のせいで急所が相当な痒みを伴っていたのでそれを話すと、ドクターは慌てて処方箋を書いてくれ「あのねー、そういうときこそ病院に電話をするように」と言われる。そんなこと言っても~、治ると思ってたんだもん!最初の頃に治療したイースト菌の症状カンジダ炎(*性病ではないですよっ、ホルモンですホルモン!)が復活したかもしれないし、肌が敏感になっているだけかもしれないし、とにかくそれはちょっと非常事態だったらしい。取り合えず処方箋をもらえて良かった。治るに越した事はない。
前々回に受けた糖尿病の血液検査も問題なかったとの報告を受けた後、ドクターは2枚の紙を手渡した。一枚は「あなたと赤ちゃんを確実に面倒見ます」という約束をする書類。それを渡されて「あの、どういうことですか?」と思わず聞いてしまう。これにサインをする事でデリバー(出産)の時に間違いなくこの病院で面倒を見てもらえる、という。この病院に通い始めた時点でそういうことではないのだろうか?さっぱりわけわからないが、とにかくサインしないで面倒見てもらえなかったら困るのですぐサインをする。 もう一枚は、「Circumcision(割礼)をお願いします」という紙だった。以前の日記にも書いたが、Janのママに始まりこのページに来た沢山の方のアドバイスとノリノリの強い一任、親の賛同を得て、私の結論は自分の気持ちとは別に「はい、お願いします」となった。一応、結論に対しては納得しているもののこの日はノリノリが同伴で検診に来ていなかったので、私がサインすることになる。自分の気持ちとは別物の結論なのでここぞとばかりにドクターに「あのー、普通アメリカでは皆さんおやりになるんですよね・・・?」とちょっと聞いてみた。すると彼女は「いやね、今はそうでもないのよ。昔は病気を予防するだのなんだの言われていたけど、最近のリサーチではそういうことは関係ないと言われているの。だからね親の意思次第なのよ。」と意外な答えをもらってしまった。あ、そうなんですか・・・と頷いていると「大体はねー、父親がしていれば子供はして、していなかったらしない、かな。そんな感じよ。」とドクターは続ける。 彼女は目で私の答えを聞いたので、「いや・・・、うちは旦那はしていないんですけれども旦那がした方が絶対いいと言っていますのでその紙にサインします。」と言い切った。紙を受け取って、サインをした。サインは一瞬だけれども、この結論に達するのに自分で随分時間をかけたのでとても重みを感じた。何ヶ月も前に決めた事だけれども・・・現実に「Yes」と答えて気持ちは複雑だ。しかも本当に「YES!」と思っているノリノリがサインしたのではなく、心の中では「Are you serious?」と疑心暗鬼になっている自分がサインしたのだから。いいや、これはゆーゆーの為なんだ、男のノリノリが言うんだから間違いないんだ、ノリノリの気持ちに切り替えてサインしたんだ。 サインをすると、「それでは割礼の手術は生まれた次の日にするからね。」と告げられ内心、あー、よかった、私は病院に少なくとも一泊二日は確実なんだ・・・と全く別のことに安心する。実際何日ステイするのかは定かではない。ひどいと日帰りとも聞くが、大体は1泊2日か2泊3日、帝王切開だと4泊5日と言う。今聞かないのは、また2週間後にでも聞ける、という安心があるからだ。まぁ、そのくらいお楽しみでもいいだろう。特にそういうことを気にしたり心配はしていない。 次の日に歯医者に行き親知らずを抜くことを告げて、その日の検診を終えた。ゆーゆーの心音は157で前回と随分違ってまた上がっていた。前回だけとりわけ低かったから寝ていたのだろうか。今回も相変わらずあっちにこっちに動き回ってくれて、ナースを困らせた。でもなんとか心音を取った時、その「ぱっかぱっか」言う音に毎回思うことだが、あぁ、生きてるんだなぁ、と幸せな気持ちになった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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