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テーマ:海外で出産するぞ!(33)
カテゴリ:妊娠の記録・幸せのキロク
検診が毎週になって、いよいよ産むんだな、という実感が湧いてきた。ゆーゆーは毎日もごもごと動いていて最近は「あれ、これはおしりかな?」とか「こんな向きで寝ているのかな?」とかそんなことが分かってきていつもながらおなかの膨らみを見ているのは楽しい。もごもごしている時にたまにこぶしなのか、ひじなのか、ひざなのか、何かすごく出っ張っているものが私のおなかの真ん中から右端にすーっと移動する時がある。それが通ったところはおなかの皮がすごく引っ張られて、私はびっくりする。その不思議な塊に手を当てると、ゆーゆーはそれを引っ込める。でも、もう一回触ってみたくて「ゆーゆー!みんみんの手、ここにあるよ!」とその出っ張りが出てきた場所をぷにぷに押すと、ゆーゆーはもう一回その出っ張りをおなかの皮に当て、私の手に触れてくれる。あぁ、なんてかわいいのだろう!ゆーゆーが動いている時は、そんなスキンシップをして私達は遊ぶ。
今週月曜にあったウルトラサウンドの前の検診でドクターは「誘発剤なんてとんでもない。ベイビーが自然に生まれてくるまで待ちます。」と私に宣言していた。「無痛分娩か自然分娩かはその時の状況によって決めればいいから、今から決める必要なんてないのよ。」と、この前のパーティーでティナに話を聞いてからいろいろ不安があったのだがドクターはあくまでも臨機応変で考えましょう、という態度であったので随分安心した。私の通っている病院は産婦人科に関しては地元の評判が良い、と聞いていたのでこのドクターのセリフを聞いて初めて、あ、本当にいい病院なんだな、とちょっと感心していた。地理的条件で偶然この病院を選んだのだが、それも運、身近でアドバイスをくれた周りの人の話を聞けば聞くほどそれらの病院とは態度がちょっと違うのでまぁ、いいか、と思う。 問題はこの前のウルトラサウンドからだ。 ベイビーがお腹の中で正常に育ってはいるけれど10%ほど小柄なのでこれは大問題、と大騒ぎになった。ウルトラサウンドを担当したドクターにはとにかくアクティビティーを全て止めて寝なさい、と言われ、週二回のノンストレステストを課される。今日初めてそのNST(Non Stress Test)とやらを受けてみた。どうやらベイビーの心音と胎動をチェックするテストのようで、ゆーゆーは当然むにむにとお腹の中で暴れるので結果は良好。一秒一秒心音をチェックした山のようなグラフに、胎動がチェックされた時にその上にブロックのようなマークがつく。ゆーゆーがむにっ、と動くと小さ目のブロックが、むにーぃっ、と足を振り回すと長めのブロックが記される。一応午前中だったのでまどろんでいたらしく、胎動は控えめだった。でも、やっぱり動くのを感じるのは楽しいことだ。 10%小さいということでドクター達は「予定日まで成長は待つが予定日以降は待たず、産まれなければ予定日に誘発剤を打つ」という見解にまとまったようだ。昨日の検診で「なんでですか?」と聞いてみたところ、「あまりゆっくりベイビーが育つのであれば予定日を随分過ぎてもでてこない可能性もあるし(現在の時点で実は3週間遅れの育ち、という結果になっている)、実際予定日以降待っていてもあまり意味はない。長すぎると母体にもベイビーにも影響があるので確実にベイビーを安全な状態で産ませたいから待ちたくない。」ということだった。ゆーゆーは絶対この残りの3週間で大きくなる、と信じているがとにかく予定日まで待ってくれる、というのにはちょっと安心だ。特に今月、睡眠不足だったからちょっと成長が遅れただけ、それだけだって自分で思ってる。実際昨日の「産休第一日目」は検診から帰った直後からもう眠りこけた。私の体はこんなに寝たかったんだ・・・とあれだけ寝て改めて感じた。毎日職場に着くだけでも最近やっとだったから・・・本当に辛かったもの。あそこの机で体起こして仕事しているの、すごく辛かったよ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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