～みんなでしあわせになろうよ～

◆スタッフ
原作：倉田真由美「だめんず・うぉ～か～」（扶桑社刊）
脚本：田辺満、吉田玲子
チーフプロデューサー：五十嵐文郎（tv asahi）・東城祐司（MMJ）
プロデューサー：川島保男、横地郁英（tv asahi）・遠田孝一、伊藤達哉（MMJ）
演出：片山修（泉放送制作）、小松隆志（MMJ）
製作：tv asahi・MMJ
主題歌：倖田來未「夢のうた」（2006年10月18日リリース予定）
◆キャスト
大泉まりあ：藤原紀香
高見ナツ：山田優
一ツ橋信：宮迫博之（雨上がり決死隊）
宮下さくら：三浦理恵子
虻川久美：島谷ひとみ
二宮利生：レッド吉田（TIM）
泊克己：柳沢慎吾
永末英一郎：西岡徳馬
岩城友子：青木さやか
小山内静：田辺誠一

　うむ、小山内社長の最初の記者会見と最後の捕まりっぷりは大いに笑わせてくれたぞな＾＾；なんだよ～最初からそういう見せ方してたら良かったのに～今頃ようやくか～、もったいね～＾＾。

　最終章というだけあってダメ男のテーマはなし。むしろ、普通の恋愛ドラマ、人間ドラマっぽく普通にそれなりに面白く観られた。普通で良いんだよなあ、たぶん。そこにだめんず・うぉ～か～の要素をどう入れ込むかってことが問題になるんだろうけど、口ではなんとでも言えるよな。考え、作る人が一番、大変なんだよな～。上手くやれば評価されるけど、下手すればボロクソ言われるのだから、ハイリスクハイリターンみたいなものだよなぁ。ご苦労様です。

　しかしまあ、だめおとこだめおとこ言うなよ、って感じは変わらず。そういうおんなのおまいさんらもだめおんなしてたりするわけなんだし。
　だけど、セレブ婚、まあ、玉の輿だよな。それでおちぶれた男を見て縁を切ろうと考えるのだから、金の切れ目が縁の切れ目のなにものでもないよなぁ。そもそも相手の男に愛情があるんじゃなくて、男の金に愛情を感じているようなもんだ。
　しかし、実際に西園寺グループ？の御曹司に婚約者？は情を感じちゃっているようで、見捨てるどころか、逆に近づいた。人の心はそういうもの、という見本のようなものかな。愛情か同情か知らないけど、ふたりに縁と愛情があれば幸いなりってことかもね。

　まりあと小山内が微妙とはいえ、新たな間柄になりつつある中、一ツ橋とナツはこれからどうするのだろうか。まさかくっつくわけではあるまい…って、わからないけど…＾＾；
　まりあは面倒見が良いね、本当。それで良いじゃん。金とか地位とかじゃなくて人を見て結婚しても良い、もしくはしたいと思う人を判断すれば良いこと。これまでそれで失敗してきたなどというが、それがあって今があるのなら、それはそれで良いじゃんか。今がその時。その時点のベストを尽くすことしか出来ないってことになるのかな？思い出したけど、最初の頃の回でまりあが酷いふられ方をされてた過去のシーンがあったけど、それは今はもうなんの関係もないのだろうか。伏線らしくも思えたのだがなあ。まあ良いか、いまさら。
　今回もナツとまりあは仲が良いですこと＾＾。今ではすっかり頼りにしてるし、慕っているようなもんだね。好きなんだよ、ナツはまりあを。いろいろあって迎えた今のふたり、衝突が生み出すものは大きな破壊ばかりではなく、小さな破壊と大きな創造もあるってことだね。一種の戦いの結果、訪れたもの。男相手より、こういう同性友達のような相手が意外と一生の付き合いになったりもするもんだ。まあ、それなりに大事にせいや、そうあることでもあるまいに＾＾。

　小山内の話に戻るが、小山内が取るべき責任は、会社の代表、社長としての責任だろう。知らないことを自分の責任で知っていたなどと言ってはいけないよ。自分の右腕の人物が単独でしたことは事実、真相なのだから、それを捻じ曲げてしまってはいけない。それは逆に罪だよ。正々堂々と男らしく社長として責任をとれば良い。具体的にどういった方法が妥当なのかはわからないが。
　最後はまりあから女性の持つ破壊のパワーをもらって、それまでの自分を壊したような小山内社長は男らしく堂々としていたなあ。もっとも、その後の展開を予想していなかったのは、前述したように笑えたが＾＾。人は予想外のことがあると慌てふためくようだね。予想や覚悟があるから対処出来るということが大いにあるようだ。

　ということで、次回、最終回。まあ、各自それなりに頑張りや～＾＾。

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