～みんなでしあわせになろうよ～

◆スタッフ　原作：藤沢とおる(講談社アフタヌーンKC刊)／監督：阿部雅司／シリーズ構成・脚本：山田光洋／キャラクターデザイン：渡辺浩二
◆キャスト　申道蘭丸…鈴村健一／六条さくら…折笠富美子／鈴鹿紅葉…植田佳奈／伊吹涼子…夏樹リオ／申道沙也…神田朱未／犬飼武流…赤城進
（C）2006 藤沢とおる・講談社 ／『TOKKO 特公』製作委員会

　人面虫に寄生され操られた人間が敵という事態…の物語。なのだろうか。
　謎が絡んだ仕事とコミカルな家庭のシーンのギャップ。これがひとつの持ち味の作品と言える。
　2課の特殊任務の秘密裡の行動。だが1課に上から緘口令を敷くなどしないのだろうか。情報のアクセス制限のみでは、いずれ外部に漏れてもおかしくないが。それをも止める手立てはあるのだろうが。
　申道蘭丸とわりと親しく接する2課の六条さくら。初対面ではないらしいが、蘭丸にその記憶はない。実は同期生だったが、配属先は彼女のみ2課。まだまだ謎絡みです。
　過去の町田の事件現場に忍び込む蘭丸。懐かしさと憎しみと。かつての自分の家。甦る記憶。夢との関連。町田の生き残りは狙われているという六条の言葉。過去の記憶では、どう見ても六条の方が年下だが、年齢違いの同期なのだろうか。
　1課の国樹田の追う人面虫の情報。現れた人面虫の寄生主による事件発生。機関銃もなんのその、刀が一番良いと言う2課、特公の面々。蘭丸はこの事態にどう立ち向かうというのか？両親の復讐劇を装いながら、まだなにも先が見えぬ展開です。
　次回へ。
　しかし、ちと画がしょぼいかなぁ。そこら辺がマイナス要因のような気がする。血生臭い内容だが、リアリティに欠ける。ちょっと、いや、かなりもったいないと思う。もっとクオリティが高くて良いようなコンテンツだと思うのだが。

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