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カテゴリ:テレビ、ドラマ等
◆制作
原作:せきやてつじ(小学館刊「週刊ビッグコミックスピリッツ」連載) 脚本:岡田惠和 音楽:菅野祐吾 原案協力:鈴木総一郎、立川義剛、広瀬直人(小学館「週刊ビッグコミックスピリッツ」編集部) 協力:NiTRo、日テレアート プロデューサー:加藤正俊、村瀬健(日テレ)・浅井千端(MMJ) 演出:大谷太郎、佐久間紀佳 制作協力:MMJ 製作著作:日テレ 音楽:主題歌:嵐 「We can make it!」 ◆出演 トラットリア『バッカナーレ』(Trattoria Baccanale) 伴省吾(21歳) - 松本潤(嵐)(ヘルプ・大学4年生【第1話~第4話】→カメリエーレ/ウェイター【第5話~第7話、第9話】、パスティッチェーレ/ドルチェ助手【第8話】→第9話から厨房へ→プリモピアット助手【第10話、最終話】) 宍戸鉄幹(55歳) - 市村正親 (オーナーシェフ) 宍戸美幸(31歳) - 内田有紀(ディレットーレ、女性の場合はディレットリーチェ/支配人) Cucina(厨房) 日々野あすか(23歳) - 香里奈 (アンティパスト/前菜担当【第1話~第9話】)→(プリモピアット/パスタ・リゾット担当【第10話、最終話】) 香取望(28歳) - 佐藤隆太 (プリモピアット/パスタ・リゾット担当【第1話~第9話】)→(セコンド ピアット/肉料理担当【第10話、最終話】) 桑原敦(35歳) - 佐々木蔵之介 (ソットシェフ/副料理長)。(セコンド ピアット/肉・魚料理担当【第1話~第9話】)→(全体統括【第10話、最終話】) 織田利夫(34歳) - ほっしゃん。 (パスティッチェーレ/ドルチェ担当) 妹尾雅司(20歳) - 向井理 (厨房のアップレンディスタ/見習い【第1話~第9話】→アンティパスト/前菜担当【第10話、最終話】) イタリア人シェフ - Cristo Pietro、Michael Mcateer Sala(ホール) 与那嶺司(35歳) - 北村一輝 (カーポ・カメリエーレ/給仕長) 皆川こずえ(20歳) - 小松彩夏 (カメリエーラ/ウェイトレス)→(第9話から厨房へ→アンティパスト助手【第10話、最終話】) 永井寛和(32歳) - 佐々木崇雄 (ソムリエ) 高梨宏太(27歳) - 佐藤佑介 (カメリエーレ/ウェイター) 柴田謙一郎(27歳) - 麻生幸佑 (カメリエーレ/ウェイター) 博多・トラットリア『サンマルツァーノ』(Trattoria San Marzano) 遠藤進(60歳) - 山本圭 (オーナーシェフ) 高橋恵理(21歳) - 吹石一恵 (伴の彼女) その他 「六本木セントラルクリニック」医師 - 須永慶(第2話) 伴聡子 - 余貴美子(伴省吾の母親) 野上京子 - 戸田恵子 羽山靖秀 - 池内博之 客A - 羽鳥慎一(第6話) 清水英明 - 姜暢雄 ある意味、ダッサダサと捉えることも出来るのかもしれないが、バッカナーレの最後の晩餐は粋と捉えるべき、人と人との情の繋がりがなければ成り立たない行為。いろいろと苦い思いも嬉しい思いもしたけれど、すべてが最後の食べるという原始的で自然な行為の前に人は正直にならざるを得ず。その瞬間を迎えられた伴は幸せだと言えるだろう。 料理人として、腕を頼りに店を渡り歩くつもりの香取の考えはそれはそれでけっこうなことだが、あえて言うならば、あまりにも幼い。自分のためにしか行動出来ない人間ほどつまらなくちっぽけなものはない。また、職を問わず、職人は古から、腕を頼りに全国を歩き回っていたとも聞くが、香取の件については、あくまで日本的なるものではなく、狩猟民族の欧米人たちの価値観に基づく、獲物を追い、常に移動を繰り返す行為に思える。そこに場の意識の欠如が見られる。バッカナーレは好きだとも言っていたが、例え場を移動しても、根本的ななにかを忘れ去ったかのようだ。昨今の現代社会の考え方も形態も欧米風に変わりつつあるというより、変えられつつあるなか、香取のとった行動は必然とも言えるだろう。なにも、なにがなんでも終身雇用と言っているわけではない。店に残るも去るも、鉄幹が去った後に各人が下した決断。場の意識はまた、それを形成する人の意識があり、初めて成り立つものだ。自分のための選択か、それとも、自分が自分と呼ぶものをどこかへ置き去りにしてもなにかのために選びたい選択なのか。いずれ、そういった場面に出くわす可能性は誰にでもある。香取は香取の生き方をすれば良い。最終的に、人はみな、自分ひとりで決断することになるのだから。 さて、伴もまた、バッカナーレを去るわけだが、思い立ったら即行動のどちらかというと、行き当たりばったりに近いその行動。それが伴という人間なのだろう。とりあえず、目の前のことをやるだけやれば良いだろう。鉄幹がバンビーノになることに今さらながら憧れ、行動に移したように、少なからず伴は香取や鉄幹、店に残る人々等の周囲の影響を受けている。それは自然に環境に育てられていると言って良いだろう。特に若い時分は、いろいろな挑戦をした方が自身の血肉となり得ることが多いだろう。いみじくもこれまでに語られたことがあったように、いつでも誰でも常にバンビーノなのだから。初心忘れるべからず、と言った方が良いのかな?いや、実際の年齢に関わらず、常に新しいものに向かう時は、誰でも初心者なのだよね~。 最後に、とりあえず殴る蹴るは止めろよな。人間の底を自ら露呈してしまっていることに気が付かないのなら、まあ、そういう生き物だってことなんだろうね。とか言いつつ、なにごとも他山の石ではあるけれど。気が付いてないのは自分自身のみということが往々にしてあるよな~。自重が必要かもしれへんですない。 =========================================== ☆Shopping in minnadesiawase☆ Update H19.3.29 ------------------------------------------- ☆毎日の暮らしを彩るもの☆ =========================================== お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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June 28, 2007 12:09:21 AM
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