第23話 飯塚から福岡市の中学に通いながら成績を上げるには
1学期も中盤を超え、やっと学校になれてきた上記タイトルの生徒たち。朝早く起きて、バタバタと朝食や通学準備に追われつつ、電車や駅の人ごみの中をかき分けながら学校にやっと到着する。帰宅時はその逆に、人ごみの中から解放されながら家に帰ってくる。お疲れ様です。その中でいかに自分の成績を上げていくかは難しいかもしれない。まず生活に慣れるということで、勉強時間を犠牲にしてしまうことがあるだろう。もちろん部活は基本的には帰る時間が遅くなるので入部するのは難しい。従って、学習時間を削ってもはじめのころは睡眠時間をキープしようとする。しかし、福岡市の私立中生ももう一つの塾でみているのでわかるが、しっかりと勉強についていける体制はがっつりととっている。タブレットを使いこなしながら宿題を隙間時間にやって、自分お時間をうまく増やそうと工夫し、いわれた宿題も分からないところだけを僕のところにききに来る。だから、つまり学校の「得点をあげるための」勉強の体制を作るのが実にうまいのだ。生活の中にしっかりと自分の必要な学習時間を確保する。生活習慣に慣れてから次は学習習慣を作ろうという考えではないのだ。私立中学入試を突破できる子たちは多かれ少なかれ、この「ヨウリョウの良さ」を持っていると思うのだ。一つ一つをゆっくりとその子の成長に合わせながらやるのもいいが、忙しさや時間の少なさの中に必要なことを入れて、満足の結果を出す練習が必要な気がするね。だから、学校から家に帰る途中に塾でその日の学校の宿題や復習をしてから家路につくという「習慣」をつければ、「楽な成績上昇」ができるような気がする。