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目標達成!!ドリーム・ゲート

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2006年05月27日
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 たびたび、登場している問題児君だが彼の幼稚園での

新たな実体を知った。

 体育の時間運動すわりをして子供たちが指示を待っていると

その足が前の子に当たらないように座る。

 その子の場合、伸ばした足を引っ込めようとせず逆に、

前の子を足でつつきだす。さらには後ろのこの足を座布団かわり

にしてしまう。当然、騒がしくなる。

 そして、注意がその子に集中する。

 

 お絵かきの時間、やはりその子は他の子のの邪魔を始める。

先生も我慢の臨界点ははとっくに振り切っているので、ひとり教室

の外に出される。うらやましそうに、みんなを廊下から覗く問題児君。

 

 昼休み、みんなは最近『かくれんぼ』を覚えたので楽しそうに遊ぶ。

でも、彼はひとり隅っこで、この前までは子供たちので流行していた

遊びの『団子虫探し』をやっている。

「みんなと遊ばないの?」

そうたずねると

「かくれんぼは、おもしろくない。」

と答へ、団子虫をころがす。

 

 同じ年代のの子供を持つ父として、この状態は可愛そうに

感じる。

 問題行動の原因はこの子にあるのではない。この子のとっ

ている行動は仕方がない行動であるような気がしてならない。

私がこの園の先生ならなんとか彼をみんなの中に入れるよう

彼を含め、みんなと一緒に休み時間に遊ぶだろう。 

また、彼から出てくる言葉の端々に

「そんなことをすると先生からおこられるよ。」

「○○君、先生に言って、怒ってもらおう。」

彼にとっての行動の基準は人に迷惑になるかならない、

人が不快になる、ならないのではなく、怒られるかどうか

であるような気がしてならない。

だから、他人のことを考えず自分の欲求に任せてしまう。

 たとえば、誰かが昆虫図鑑を一生懸命見ている。

人の読んでいる本は中身が何であろうと、その人が面白そうだから

自分もその思いにひたりたくなって、取り上げる。

その本の内容に惹かれたのではない。人が楽しそうだから

自分も楽しくなりたい。取り上げた本を見ても、自分は面白く

ないものだからすぐに飽きる。

 彼は恐らく迷惑をかけようとか、誰かを不快にさせようとかという

気はないだろう。とにかく、自分の欲求が日ごろから満たされて

いないために、でてきてしまう行動だと思う。

 本能的に満たしたくてたまらないのだ。

 しかし、それを実行に移すと他人から阻止されてしまう。彼に行動

を起こすときの基準を誰かが常日頃から教えてあげなければ

ならない。         

            誰が?

           それは母親だ。

無論、父親もだが、子供との接触時間がもっとも長いほうが子供に

とってはいいだろう。

 あと必要なことがる。

 それは、その子に対する愛情である。

お稽古事をなんのために幼児にさせるのか?

お母さんの遊ぶ時間を作るためなのか。

本当にそのこの力を伸ばしたい、技術を身につけたいと

思うのなら、常にそばにいてあげるとか、そこでどんなことが

あったのかをじっくり聞いてあげて、もう一度家で実践するとか

お稽古事まかせになっていないだろうか。

いけばいい、何かいいだろう。

そういう思いは、子供にすぐに伝播する。

だから、子供もお稽古場で真剣に取り組まない。

一緒に楽しむことをまず、母親が自分の子供に教えてほしい。

楽しそうな雰囲気だから、子供をその中に入れておけば、

きっと楽しむだろ。だって、みんな楽しそうなのだから・・・・。

でも、実際は違う。その子がいると楽しかった子供たちが

不快ニナッテイル。

 私にはそんな悲しい子を自らが動いて減らすことはできない。

 しかし、このブログで子供にとって悪いお母さんになりそうな

 お母ちゃんがいて、少しでもブレーキになればいいなと思う。






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最終更新日  2006年05月27日 14時23分15秒



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