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カテゴリ:詞・詩・唱
届け。
言葉より伝わる気がして ただその目を見つめ続けた 春の夜、あなたとの最後の日。 10年後にまた逢いましょう そんな歌は信じてなかった それなのに不思議なものです 凛と懐かしい声が響く どうしてそんなに強いのか あの頃から不思議だったけど 今日はじめてわかったのです 流れ落ちた一粒の雫 あなたがこれまで どれだけの涙を どれだけの涙を 届け。 少し触れ合った右肩で 知らないあなたを知りました 春の夜、手の平に爪のあと。 どうして話してくれたのか もうなんとなくわかっています 10年後にまた逢いましょう そんな歌を信じたいけど 雪が溶けるよりゆっくりと 桜が溶けるようにゆっくりと 届け。 わたしもっと強くなるから あなたのように生きたいから 春の夜、桃色の羽が舞う 届け。 一生分のありがとうも 今日の日の溢れる想いも 忘れない、手の平の三日月を 届け。 言葉より伝わる気がして ただ心を見つめ続けた 春の夜、あなたとの最後の日。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2017.04.22 01:31:55
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