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ミッドウェー攻撃機より「敵空母発見」の報。
機動部隊では爆弾の積み替え中とは知らず、「敵空母はやっぱりいたか」、もう勝つものと思っていると、八戦隊司令官より「赤城、加賀、蒼龍火災」と電報が入り、届ける。 「何故八戦隊からだ、何があったんだ」と騒然となる。 この時の状況は色々な本に書かれているがどれが本当なのか。 一、 [凡将山本五十六]、[四人の連合艦隊司令長官]、などには司令部従兵長近江兵曹の手記を引用し、--- 連合艦隊付通信長が青ざめた顔をして空母の悲報を次々と報告に来ると、その時長官は渡辺戦務参謀と将棋を指しており、「ホウ、又やられたか」と言って将棋を止めなかった ---と書かれている。 二、 [海軍散華の美学]の中に渡辺参謀が戦後語られた事がありますが、---「私はその時当直で艦橋にいたが通信室より新宮暗号長が伝声管で知らせてきたので急ぎ作戦室に降りたが未だ誰も知らず、私は長官に報告申し上げました。」--- とあります。 三、 この時私は艦橋作戦室で暗号取次員をしていました。 長官が将棋を指していた記憶は無く、あの電報は読んで参謀に届けています。 渡辺参謀より伝送管の電報の方が早かったはずだと或る本に手記を書きました。 司令部付通信長の職名は知らず、暗号室と作戦室はビルなら六、七階位の高さで、急ぎの電報を一枚一枚届けに来ませんし私にはそんな記憶はありません。 若し渡辺参謀の方が早かったとするとその原因は暗号室の混乱にあったと思います。 その時、暗号室で取次員だった西川君が次の様に語っています。 「あの時、暗号長が慌ててしまい、軍令部にスパイがいるのではと盛んに言っていたよ」。 慌てた暗号長は電報を取次員に渡すのが遅れてしまい、渡辺参謀と相前後したのかもしれません。 渡辺参謀の忘れられない一言、「機動部隊は予定の線より出すぎたのでは、、、」。 次々と入る敗戦の報に作戦室の空気も沈み、悲壮な電報に長官、参謀の顔を見るのも憚られました。 又、どの母艦の飛行機か、「母艦の位置知らせ」「我れ燃料切れる」、、、しかし応答する艦も無し。 「我れ突入す」 この電報を覚えているのは私だけかもしれません。 未だ沈まずにいる「赤城」をどうするか。 駆逐艦で曳航するか、魚雷で処分するか、議論は続くが結論は出ず、黙って聞いておられた山本長官は「処分しよう。 水雷参謀、駆逐艦に処分するよう電報を打ってくれ」。 私は水雷参謀より電文を受取り、暗号室に送りました。 これで当直交替となり、赤城処分は後で聞きました。 この日より山本長官の姿は作戦室に見られませんでした。 ミッドウェーからの帰路、渡辺参謀は軍楽隊員を集め、「四空母が沈んだ事は暗号員と軍楽隊員他は知らないから他言しないように。 我が方には未だ建造中の空母を合わせ九隻ある、心配しないように」。 と異例な申し渡しを受けました。 ・ ・ ・ つづく ++++++++++++++++++++++++++ 朝、ごはん、いわしソースケチャップ煮、ニラ豚卵焼き、納豆、きゃらぶき、インゲン豆。 バイト。 今日も出遅れたので地下鉄で。 昼、ソーセージパン。 新たに修理のVnを請ける。 なかなか大仕事になりそう。 晩、梅田でゴマ坦々麺食べて帰った。 家に帰ると、フモフモさん研究室の初期に書きこんだ人対象のプレゼント(当選した)でフモフモさんが届いてた。 家にはただいま計7フモ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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