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美竹姫のひとりごと・・・

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2010年07月21日
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カテゴリ:環境と安全
《成分解説》Part.2

酸化アルミニウム

酸化アルミニウムはアルミニウムの酸化物である。アルミナとも呼ばれる。
白色の粉末で、化学式 Al2O3 で表され、式量 102.0、融点は 2,020 ℃、沸点は約 3,000 ℃である。
融解塩電気分解でアルミニウムの材料とするほか、セラミックス材料の1つでもある。
また、研削材等の高強度、高靱性、耐熱衝撃性を求められる分野や、自動車排ガス浄化触媒等の触媒の担体などに利用される。

天然には結晶が鋼玉(三方晶系)として産出するほか、水和物がボーキサイトの主成分として存在する。
酸化アルミニウムにおけるアルミニウムと酸素との結び付きは強く、ここからアルミニウムの単体を取り出すことは難しいが、アメリカのホール (Charles Martin Hall) とフランスのエルー (Paul Louis Toussaint Heroult) らはそれぞれ、共に電気分解を用いてこれに成功した(ホール・エルー法)。
カラムクロマトグラフィーにおいて、シリカが酸性のために充填材として用いることができないときに用いられることがある。
ボーキサイトからアルミナを製造するには、カール・ヨーゼフ・バイヤーが開発したバイヤー法が用いられている。

ジスプロシウム(Dysprosium、ディスプロシウムとも言うことあり):元素記号 Dy

原子番号 66 の元素。 希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。
銀白色の金属で、常温、常圧で安定な結晶構造は、六方最密充填構造。
比重は、8.56、融点は摂氏1407℃、沸点は摂氏2562℃。
空気中で表面が酸化され、高温で燃えて Dy2O3となる。水にゆっくりと溶け、酸には易溶。
ハロゲン元素と反応する。原子価は、3価。
中性子吸収断面積が大きいので原子炉の制御用材料として利用される(→鉛または鉛、ガドリニウムとの合金)。

光磁気ディスク(光メモリ)の材料や磁石、蓄光剤の添加剤としても利用される。
他に伸縮合金にも使われる。
近年はネオジム磁石の保磁力を高めるための添加物としての利用が急増しており、安定供給の確保に懸念が生じているため、経済産業省の「希少金属代替材料開発プロジェクト」で2011年度までに使用量を現状から30%削減するための技術開発を目指すことになった。
1886年、de Boisbaudranによりホルミウム化合物から単離された。
単離は難しく大変な労力を要した。
このため、ギリシャ語の近づき難いを意味するdysprositosが語源となった。

ユーロピウム(Europium、ユーロピウム):元素記号 Eu

原子番号63の元素。
ヨーロッパにちなんで名づけられた。希土類元素の一つ(ランタノイドにも属す)。
銀白色の金属。常温、常圧で安定な結晶構造は、体心立方構造で、比重は、5.24、
融点は摂氏822℃、沸点は1527℃(融点、沸点とも異なる実験値あり)。
水にはゆっくりと溶ける。熱水、酸には易溶。アンモニア(液体)に溶ける。
ハロゲン元素と反応し、空気中で酸化される。原子価は、2価、3価。

ユウロピウムカルコゲナイドは磁性半導体として重要。←カルコゲナイドとはポロニウムを除く酸素族元素との化合物のこと。
(酸化物が除かれる場合がある)
カラーテレビの発光面にも使われる。

* Dy (ジスプロシウム) : Eu (ユーロピウム)の添加剤として使用されている。


こちらでもご紹介しておりますので、ご興味の方はどうぞ

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Last updated  2010年07月21日 07時52分56秒
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