たまには・・・
読書もいいかも・・・って事で、今回は1冊の本をご紹介。もっと前にご紹介しても良かったんですが、今になってしまいました。ご紹介したい本とは、“一歩踏み出せ! 出直しが人生を面白くする” 著者 岩城 祐子 日本経済新聞社出版1997年2月刊行 定価 \1,000(税別)です。この本との出会いは、2年前 東京 文京区に事務所を構えていた時に凄くお世話になったお客様 数人の内のお一人(ご婦人)と、映画やオペラなどについて話させていただく機会がありまして(お客様とはよく、仕事そっちのけ? で、雑談をしていましたので・・・笑)その際に、個人的に好きな本“りんごの木” ジョン・ゴルズワージー著書をお貸しした後、返却時にプレゼントして頂いた事によります。著者の 岩城 祐子 女史 映画「母のいる場所、シルバーヴィラ向山物語」(出演 紺野美沙子他)の舞台にもなったシルバーヴィラ向山・アプランドル向山という「長期滞在型ホテルのような施設」をモットーとした練馬区の高齢者施設の創設者でもある方なんだそうです。簡単に言ってしまえば、女史の半生の自叙伝なのなのですが、今の社会にどのように身をおいて、身を動かしていけばよいかなど他の自叙伝の内容(では、今時そのようなことは無理だろうというような内容が多い。例えば、大きな会社の社長に飛び込みで・・・などという内容が多々ありますが今の会社では、受付けで遮断されてたどり着けませんし、アポをとっても紹介等が無いと会ってもらえません。)に比べて、現実的に起こり得そう(実践できそう)な内容盛り沢山です。文頭から「仕事は創るもの -女はあらかじめリストラされているー」という目を惹く言葉が、出迎えてくれます。この1文に代表されるように次々と読みくたびれそうになった頃合をみて、先へと誘導されそうなキャッチフレーズが現れます。繰り返し読んでも、案外アキが来ない・・・(自伝って、自慢話の押し売りみたくつまらないものが多い気がしますが・・・)特に仕事や人間関係に悩んでいる時、元気をくれる1冊です。ご興味の方、読んで見られるといいですよ!ちなみに、女史のその他の作品は、幸せのある老人ホーム 扶桑社 \1,470(税込)淑女・紳士録 あすなろ社 \1,680(税込)があります。いずれも読んでいませんが・・・ご興味のある方は併せて読んでみられるのも良いかと思いますよ!