旧東本願寺
以前台湾旅行記でホテルの隣が(本当は隣の隣・・・)旧東本願寺跡があったとご紹介したのですがなんと今読んでいる本「台湾監獄島」柯旗化回想録の中でその場所があの忌々しい二二八事件はじめ白色テロと言われる台湾人への虐殺があった当時の保安処であったと書かれておりびっくり!!!!!何も知らずに、まぁ日本統治時代の名残がちゃんとあるなんて嬉しい~などと思ってしまっていたのですがその姿を現在に見せる前には日本の敗戦後、蒋介石率いる国民党政権に接収され政治犯(として捕まえられた人)を調査詰問し拷問にかけるこの世の生き地獄をなっていたということらしいのです。たまたま図書館でこの本に目がいってかりてきたものですが今の台湾からは、想像が出来ない台湾がそのまま書かれておりなんともやるせない気持ちで一杯になります。貴重な本なのに、たまたま出会うことが出来てよかった。