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テーマ:電気自動車(294)
カテゴリ:車について
まず最初に断っておきますが、特定の車を揶揄する内容ではありますが、車自体の欠陥とは言えませんし、どちらかと言えばドライバーの責任となる内容です。 しかし、ただでさえ栃木県北ではEV自体ほとんど走っていませんし、数少ない経験なのに、同様の怖い思いをしましたので、その内容だと了解ください。 車種ですが、そのものずばり日産サクラです。 怖い思いその第一ですが、走行音がしないことです。 私、リタイア後、運動不足解消のために毎日7~8キロのサイクリングをしているのですが、とにかく音に注意しています。 前方180度は視界だけで何とかなりますが、後方については、音に頼らざるを得ないからです。 ですから、音のしない車は恐怖です。 EVでも、テスラやアイオニック5ぐらいのでかさになりますと、静かながらそれなりの走行音がありますから察知できるのですが、サクラで40キロ以下で走られると、ほとんど音がしないのです。 ですから、要注意なのです。 第二ですが、これ、サクラに限らず小さい車にある程度共通するのですが、小さいから大丈夫と思うのか、自転車すれすれに接近する車があることです。 サクラの場合、その上に音がしないのですから、突然横に来られるので恐怖です。 第三ですが、サクラに限らず、EVは、重たいバッテリーを積んでいる分重心が低いからか、余り速度を落とさず右左折してくることがあることです。 自転車が直進しているのに、目の前を横切られるのですから、これまた恐怖です。 ここまでは、自転車から見た恐怖ですが、車を運転していての経験もあるのです。 私の愛車は、メルセデスベンツC220dステーションワゴンなのですが、ディーゼルターボの特性で、ガソリンエンジン車よりもトルクがあります。1.5リットルのガソリンハイブリッドが300n/mのところが440n/mあるのですから、1.5倍近いトルクがあることになります。 このトルク1800回転から発生しますが、サクラはモーターですから、195n/mのトルクがエンジンよりもアクセルを踏むと急にかかりやすいのです。 車両重量が、ベンツは1790キロに対しサクラは1070キロですから、トルクが倍あっても馬鹿にできない力があることになります。 それが第四につながるのですが、EVのサクラに限らず、ハイブリッドのプリウスにもよく似た特性がありますが、下手に踏むと急発進するのです。 老人がペダル踏み間違えて暴走するのも当然で、老人の場合、まず踏み間違えていないと思い込んでいますから、余計に踏んでしまいます。 しかも、今は亡き母がやったことがあるのでわかるのですが、シートベルトできちんと体を固定していないと、体を支えようと足を突っ張って余計にペダルを踏むのです。 恐らく、EVはある程度の急発進防止対策はされていると思いますが、昔のメルセデスのオートマが、急発進しないように2速発進であったような対策が、EVには更に必要だと思います。 私が最近怖い思いをしたのは、私はゆっくり発進するのですが、真後ろについたサクラが、出遅れたと思ったのか急加速してきて追突されかかったことです。 逆恨みされたのか、煽り運転に近かったのですが、その後しばらく車間距離をほとんどとらずにつきまとわれました。 急発進まで行かなくとも、EVのトルクのかかりが急であることは、思わぬ弊害をもたらします。 タイヤと道路の損耗が、普通の内燃機関車の3倍になることです。 メルセデスが一頃EVのEQシリーズを売り込んていましたから、弊害はないかと聞いたところ、タイヤが減ることですと答えていました。 EVを急速に導入したアメリカの西海岸や中国では、タイヤの粉塵が公害になっているそうです。 メルセデスのEQシリーズ、メルセデスが自信をもって出したのですから悪い車ではなかったと思いますが、一番安いEQAで640万円、Cクラス相当のEQCで960万円ですから、とにかく売れず、ハイブリッドに方針を転換しましたから、トヨタではありませんが、EVは時期尚早なのでしょう。 大体、再生可能エナジーと言いつつ、それを作るために消費する資源を考えると、環境に優しいとは言えませんから。 私ももう67歳で、買い替える余裕がありませんから、現在のディーゼルマイルドハイブリッドのC220dを、壊れるまで乗っていようと思います。 画像は、2台の愛車です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Mar 8, 2024 05:06:21 PM
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