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カテゴリ:野良猫
我が家に居ついている野良猫軍団、特にチャバシラ2号と呼んでいる猫と、その猫が昨年どこかで産んで連れて来たチビニャンの2匹が、お腹が大きくなったようで、心配していたのです。 手前がチビニャン、奥が母のチャバシラ2号です。 すると、一昨日5月3日朝、ミーミーという子猫の鳴き声が聞こえました。 その後が不可解で、風呂場の外のブロック塀の角に、チビニャンが隠れていました。 妻が言うには、白黒の子猫が2匹居たらしいのですが、はっきり現認できませんでした。(実は、白黒と三毛の子猫でした。) しかし、授乳しているようでしたから、チビニャンの子供なのだろうと思ったのです。 朝食後、サイクリングから帰って来た後に、今度は玄関わきのドウダンツツジの生け垣の根元からミーミーと鳴き声がしました。 見に行くと、まだへその緒と胎盤がついた薄い茶色の子猫でした。 チャバシラ2号も出血していたようで、縁側の段ボール箱の中に入っていましたから、彼女の子供かなと思って、へその緒を切って、箱の中に入れてあげました。 最初はちゃんと授乳していましたから、やっぱり彼女の子供だったんだと思っていたのですが、1時間ぐらいたったら、母猫はどこかに行ってしまいました。 こりゃ、猫の育児放棄かいなと1時間後に様子を見ると、生きてはいましたが、冷たくなっていましたから、チビニャンのところに連れて行って、彼女に任せました。 その後が奇々怪々で、縁側の段ボールに1時間後ぐらいに戻って来たチャバシラ2号、子猫が居なくなったとしばらく考えていたようでしたが、チビニャンのところに行って、何と彼女が授乳していた白黒子猫を縁側の段ボール箱までくわえてきて授乳を始めました。 どちらが産んだのか、はっきりはしないのですが、取り換えっ子になったと思われます。 チャバシラ2号、もう1匹の白黒子猫もくわえてこようとしたらしいのですが、その子猫は、へその緒と胎盤がついたまま移動の途中で放置されて死んでいました。 もしかしたら、この子は死産だったのかもしれません。 更に1時間後、今度は車庫の車の下で、また白黒の子猫が、先刻の死体と同じくへその緒と胎盤がついた状態で死んでいました。 チビニャンは、ブロック塀の角から動いていませんでしたから、チャバシラ2号が死産したものと思われます。 チャバシラ2号は、縁側の段ボール箱に戻ると、中で死んだように動かず、白黒子猫の授乳はしますが、餌を全く食べませんでした。 対するチビニャンは、近くまで餌入りのお皿を持って行くと、その場所まで這い出してきて食べましたから、チャバシラ2号の前に置いて食べなかった餌は、チビニャンに回すと、食欲旺盛で皆食べていました。 夜になると、またチャバシラ2号は育児放棄してどこかにでかけ、一晩帰ってきませんでした。 子猫は、私のお古のムートンベストを切って、それにくるんでおきました。 チャバシラ2号、一晩たっても帰ってきませんでした。 朝起きてみると、チビニャンと子猫2匹、ブロック塀の隅から30メートルぐらい離れた車庫の中の段ボールハウスに移動していました。 白黒と薄茶、三毛の三匹の子猫。 そこで、育児放棄された白黒子猫を、チビニャンに戻してみると、最初は三毛と茶色をとなりの箱に移動させていましたが、しばらくたつと元に戻して3匹ともに授乳してくれました。 毎朝の日課の掃除が終わった頃、チャバシラ2号がようやく帰って来たのですが、車庫に置いたお皿の餌を少し食べただけで、縁側の段ボール箱に入って、もう夕方になりますが寝たままです。死産2匹だったようで、具合が悪そうですから心配です。 チビニャンは、1時間に1回ぐらい餌を食べに出てきます。食欲旺盛で、トイレなのかついでに出かけますが、直ぐに戻って子猫の面倒を見ています。 彼女にとっては初の子育てなのですが、優秀です。 で、不可解なことですが、チャバシラ2号はお腹が凹んだのですが、チビニャンは大きなままなのです。 ですから、死産2匹を含めた5匹の子猫は、もしかしたチャバシラ2号が産んでもので、チビニャンは、子育てを手伝っているだけで、これから出産するのかもしれません。 我が家に来て産んだのですから、少なくとも子猫3匹は、保護して育ててやらねばと思っています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
May 5, 2024 07:52:04 PM
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