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暁のレゾンデートル ~親ガチャにハズレた人に読んで欲しい 底辺のブログ~

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2022.06.15
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カテゴリ:ニュースな日々
みやびフレイ ブログ きっと今日よりちょっといい。あしたのための処方箋 で読む



ネットカジノ横行、「違法でない」と誤解が拡散…「TVゲーム感覚」で借金1000万円 - 記事詳細|Infoseekニュース
ネットカジノが横行している。国内では公営ギャンブル以外の賭博は禁止されているが、海外で運営されていることから、利用しても違法ではないという誤解がネット上で拡散。スマートフォンなどから24時間接続できるため依存症になるリスクが高く、関係者からは規制強化を求める声が上がっている。(清家俊生、田中重人)コ…


コロナ禍もあいまって、ネットカジノにハマる人が増えているという記事があったので、コメントしておきたい。


ネットカジノは違法であると同時に「詐欺」

日本では賭博が法律で禁止されているため、海外のサイトを利用することも違法行為となる。

実際の摘発例もあるということだ。

ところがネットカジノの運営者が海外に拠点を置いている限り、現在の日本の法律で摘発することは難しいという現実がある。


ギャンブル依存症の増加と規制強化の要望

ネットカジノ自体は以前からあるものの、スマホの性能が向上し利用者が増えたことで、パソコンよりも簡単にネットカジノが利用できるようになった。

現在では、外出先も簡単に四六時中利用できることから、ギャンブル依存症になりやすく、現実的な問題となってきているそうだ。

すでに海外ネットカジノの規制を強化して欲しいと言う声が上がっていると言うのだが、運営元が海外であるため日本の法律を適用することが難しい。

私は、ネットカジノ自体の問題と共に、なんだもかんでも「規制して欲しい」と言う、他力本願で規制されたがりの日本人の感覚にも疑問を感じてしまう。


カジノ、ギャンブルの仕組み

私はネットカジノは完全に詐欺だと考えている。

もちろん、意図的に「詐欺行為」を行っているところばかりではないかもしれないが、ネットカジノは限りなくブラックだ。

もともとカジノ=賭博は胴元が儲ける仕組みになっていて、宝くじや競馬でもその点は変わらない。

ただし、宝くじや競馬などはあらかじめ配当率が決められており、法律に則って運用されていることで、正当性が担保されていると考えられる。

海外のカジノでも、基本的には設置や運営にさまざまな規制がかけられ、不正行為には厳罰が下されるようになっているようだ。


ネットカジノは「詐欺」と考えた方が良い理由

ところが、ネットカジノにおいては、これらの規制・管理が実質的に行われていない。

どこの国・地域の、どの法律に則って厳格な管理を受けているという証明がなければ、詐欺行為もやり放題と言うことになる。

仮にサイト上で「どこの国の法律で~」と言う情報が書かれていたところで、それを証明する手段が提供されていなければ、偽の情報を載せていてもわからないのだから、「正当に運営されているカジノ」であることの証明にはならない。

つまり、「正当なネットカジノ」と言うものは存在しないと言う認識が正しい。


ゲーム自体の正当性も保証されていない。

さらに、ネットカジノと言うのは原則、コンピューターの処理によってゲームが行われ、進行して行く。

これもまた信用に足るものではないことをご存じだろうか?

サイト上で「抽選」する仕組みがあって、「3枚のカードのうち1枚が当たりです」のような画面を見ることがあるが、普通の人はこの画面を見て、「どれがあたりだろう?」と考えると思うが、プログラマーの目から見ると、実際にはどのカードを選んでも、選んだあとに乱数で結果を決定していると想像できる。

「カードを選ぶ」と言う行為はあくまでも演出であって、結果との関連はないということだ。

ネットカジノに当てはめて考えれば、プログラムの処理によっていくらでも結果の操作が可能と言うことになる。

つまり、どうやっても勝てない「詐欺」であると考えるべきなのだ。


最初に少しだけ儲けさせるのが「詐欺」の常套手段

いつの時代にも投資をうたった詐欺と言うのが繰り返されていて、こう言った詐欺の手口は最初に少しだけ儲けさせ、さらに儲けようと色気を出したところでごっそり持って行かれると言うのがお決まりのパターンだ。

日本人であれ外国人であれ、国外の運営元としてネットカジノサイトを開設して、ゲーム結果をコントロールすれば、すぐにでも一定額の利益を確保できるのだから、ネット広告で費用をかけてでも宣伝をしまくればすぐに人も集められるだろう。

そして、当局の摘発など、危ないと感じればすぐにサイトを閉じ、同内容の別のカジノサイトを立ち上げれば良いのだから、こんなにおいしい話はない。

このようなネットカジノを放置することは大きな問題だということはご理解いただけただろうか。


海外ネットカジノの運営や利用を規制することは可能か?

では、海外ネットカジノを規制することは可能だろうか?

考えられる規制について考えてみる。

1.ネットカジノサイトそのものを閉鎖させる。

運営元が海外であるかぎり、基本的に日本の法律を適用することはできないため、現実的にこれは難しい。
アメリカのように、海外であっても無理やり法律を適用しようとする国もあるが、やっぱりこれは無理筋だ。

2.日本語での案内、表示を禁止する。

日本の法律を適用できない以上、これも難しい。
それに、海外に住む日本語使用者に向けたサービスだと言われれば、完全に開き直られてしまう。

3.日本からの接続を禁止する。

日本のネットワーク事業者に対して、海外ネットカジノサイトへの接続を禁止することは可能だろうか。
いわゆるネットフィルタリングにあたるもので、多少の効果は期待できるかもしれないが、海外プロキシサーバーを使えば利用できるため、日本国内からの接続を完全に禁止することはできない。
雨後の筍のように次々と出現するネットカジノのフィルタリングが実際に可能かどうか、その費用をだれが負担するのかと言う問題が出てくる。
あまり現実的な方法ではないと考える。

4.日本でのネットカジノ広告を禁止する。

インターネットで繰り返されている、ネットカジノの掲載を完全に禁止するのはどうだろうか。
現実に広告についてはさまざまな規制が行われていることから、法律さえ作れば、特別な費用が掛かることもない。
すぐにでも実現可能な手段だと思うが、口コミであったり、さまざまな方法で情報が広まり、結果としてネットカジノ利用がなくなることはなさそうだ。

5.日本からの送金を禁止する。

ネットカジノ利用者への送金を禁止するという手も考えられるが、海外の送金会社を経由しての送金までは防ぐことができないため、実効性は低いだろう。

6.日本からの利用に厳罰を科す。

事業者の側ではなく、利用者に厳罰を科すと言う方法もあるが、これはすでに一部実施されていることなので、すぐに効果が高まると言うことも考えにくく、"詐欺" 行為自体を止めさせると言う根本的な問題解決にも至らないと考えられる。


海外ネットカジノ問題の解決案

最後に私の考える海外ネットカジノ問題の解決案を挙げたい。

まず考えられるのは、海外ネットカジノは「詐欺」であることを明確にし、利用を思いとどまるよう情報を広めること。
真剣に対応しようと考えるなら、すぐにでもできることだろうが、実効性についての疑問は拭えない。

では、根本的な解決は不可能なのかと言うと、ひとつ「完全に機能する」私案がある。

「公営」のカジノサイトを運営、または認定し、それ以外のカジノをすべて「違法」または「詐欺」と定義すれば良い。

日本の政治家にこれが実現できるとは思えないが、例えば、現在進行中のアイランドリゾート(IR)構想の一部に織り込むのであれば、イチから立ち上げるほど難しくはないだろう。

現実にはIRにしても、利用者や利用金額の制限を設けることを考えているようなので、難しい部分もありそうだが、海外の「詐欺」ネットカジノにお金が流出することに比べればマシではないだろうか。

国内の利用に「制限」を加えることはそう言った「闇」カジノに利用者が流れる可能性が出てしまうので、利用を認めつつ、依存症の治療も受けさせるなど、両面の対策を考えてみてはどうだろう。


日本の政治は規制ばかり

日本の政治は、「規制」することばかりで、実際の利用者がどういう行動を取るかと言うことには無頓着すぎる。

国民に向けた「建前」さえ成り立てばそれで言いと言う考えだから何をやってもうまく行かない。

もっと人に寄り添った現実的な対応を考えて欲しいと切に思う。





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最終更新日  2022.06.15 20:53:54
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