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みやびフレイ ブログ きっと今日よりちょっといい。あしたのための処方箋 で読む
全国で2万2768人新規感染 前週より約1万2000人減 - 記事詳細|Infoseekニュース 新型コロナウイルスの感染者は1日、全国で新たに2万2768人確認された。1週間前より約1万2000人少なく、18日連続で前週の同じ曜日から減少した。死者は36人、重症者は前日比2人増の95人だった。東京都の新規感染者は2415人で、前週の水曜日を約1500人下回った。大阪府は1977人の感染が確認さ… このところ感染者数は順調に減少しているように見える ゴールデンウイーク前後に若干増えていた感染者数が、このところ順調に減ってきている。 実際にこれが新型コロナ感染の終息に向かえば言うことはないのはもちろんだが、目に見えるものとは若干違うところへ着地しつつあるのではないかと密かに思っている。 今回は少しばかり現在の状況について考えられる可能性を挙げてみたいと思う。 感染者数が減少している理由として考えられる可能性 1.実際の感染者数が減少している。 2.感染しても無症状の人が増えたため、検査を受けない人が増えている。 3.感染経路が特定されず、濃厚接触者として検査を受ける人が減っている。 4.感染が疑われる症状があっても、検査を受けない人が増えている。 ざっと挙げてみたが、大きな理由として考えられるのがこの4つではないかと思う。 もちろん、「1.実際の感染者が減っている」のであれば一番良いのだが、ワクチンの普及や既に一度感染した人など、感染しても当人も気づかない2.のパターンも増えているのではないだろうか。 さらに、これまでのように感染経路を特定して、濃厚接触者を探し出して検査を受けてもらうというやり方がすでに成り立たなくなっている現実がある。 ウィルス自体が広く市中に広まっているため、どこで感染したかが特定できなくなってきているからだ。 そして、実際にはかなり多いのではないかと私が考えているのが、4.の検査を受けない人たちだ。 なぜ検査を受けない、受けたがらないのか。 「そんなヤツはけしからん!」とお怒りの向きもあるかもしれないが、現在の政策・状況ではそのような判断になっても致し方ない現実があるのではないだろうか。 PCR検査を受けない理由 私の周りでも、ほとんどの人は体調が悪くてもPCR検査を受けようとは考えないと言っている。 なぜなら、検査を受けることのメリットに比べてデメリットが明らかに大きいからだ。 まず、PCR検査を受けるメリットから挙げてみよう。 a.コロナの感染・非感染が(ほぼ)明らかになる。 b.コロナに感染していた場合の重症化の心配が少なくなる。 c.周囲に対して「感染していなかった」と言える。 次にデメリットを挙げてみる。 ア.陰性の結果が出たからと言って、感染している可能性がゼロではない。 イ.陽性になった場合、周囲の人が濃厚接触者となり、迷惑をかけてしまう。 ウ.陽性となった場合、一定期間隔離され、仕事ができなくなり、収入がなくなる。 さらに次のような理由からも、検査そのものを受けたくないと考える。 ・ 検査を受けたと言う事実だけで、周りから感染者のように扱われてしまう。 ・ 一度感染し、無症状もしくは軽傷だったため、再感染しても大したことがないと考える。 ・同様にワクチン接種済みなどの根拠の有無にかかわらず、自分は重症化しないと考える。 ・ 濃厚接触者でもない限り義務はないため、PCR検査を受けない。 PCR検査を受けない人は悪人なのか? 実際にどの程度こういった検査を受けない人がいるのかはわからないが、少なくとも積極的に検査を受けようとするひとよりは受けたくないという人の方が多いような印象だ。 確かに、検査を受けるべきだと執拗に言う人もいるだろうが、もともと検査を受けることが義務でなければ、強制することもできないのだから仕方がない。 良い意味でも悪い意味でも、人々が「コロナ慣れ」してしまい、「新型コロナ=怖い」と感じなくなりつつあることがその根底にある。 多少の発熱やのどの違和感があったところで「一日外出を控えれば治った」と言う症状があったときに、これを「コロナかもしれない」と「命の危険」を感じるような病気ではなくなったのだ。 今後どう考えても、このように検査を受けたくない人は増え続けることになる。 検査を受ける人が今後増えてくる要素は全く思いつかない。 ひとつ付け加えておくと、自身の感染に不安があるときに、検査を受けなかったとしても、万が一感染していた時のことを考えて、他人に感染させるような行動を慎むべきであることは言うまでもない。 PCR検査を受けない人が増えれば感染者数の公表は意味をなさなくなる WHOや政府が「新型コロナ=怖い」とさんざん煽ってきたので、「自粛警察」のような社会現象まで引き起こしてしまったのだが、国民が「コロナ慣れ」してしまっては、いくら政府があおったところで国民は動かなくなる。 政府は鳴り物入りで「COCOA」と言う感染追跡ソフトを億単位のお金をつぎ込んで開発したが、現実に役に立ったと言う話はひとつも聞いたことがない。 現在、毎日ニュースで発表されている感染者数自体が実態を表さなくなれば、はっきり言って意味がない。 せいぜい、感染者数が減ったと言う数字を挙げて、政府が手柄として大きな顔をするくらいだろうか。 いずれにしても今後爆発的な感染者数の増加は起こらない と言い切ってしまいたいが、実際はそれほど単純でもない。 感染力が強く、かつ症状が重くなりやすい変異株が出てくれば別だが、これまでのところ感染力と重症化はトレードオフの関係にあるようなので、おそらくこれ以上の感染爆発はないと考えている。 結局一番大きな理由はウィルスの性質でもなんでもなく、みんなが「コロナ慣れ」してニュース性が薄れただけのことかもしれない。 もちろん今後も、最低限感染しないための努力が必要と言うことに変わりはないが、ニュースからコロナが消える日もそう遠くないと私は思っている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.06.02 01:11:08
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