がん検診受診控え - おかしな日本人
がん検診の受診控え続く、コロナ禍前より1割減…見逃し600件の可能性 - 記事詳細|Infoseekニュース日本対がん協会は4日、2021年にがん検診を受けた人は、前年より2割増えたものの、新型コロナウイルスの感染拡大が始まる前の19年と比べると1割減の低水準にとどまったとする調査結果を発表した。コロナ禍による受診控えの影響とみている。調査は今年2〜3月、全国の42支部を対象に実施し、33支部から回答を得…【全文を読む】今回も計算のできない日本人のお話です。コロナが怖くてがん検診に行かない人たち記事によると2019年に比べて、がん検診を受けた人が約60万人減少し、600件のがん発見が見過ごされた可能性があると書かれている。ちょっと検索してみると一生のうちに男性の63%ががんと診断され、24%ががんで亡くなる。女性では、48%ががんとしんだんされ、15%ががんで亡くなっているそうだ。ざっくりとした計算だが、これまでの新型コロナ感染者数674万人を日本の人口1億2千500万で割ってみると、感染者の率は約5.4%になる。同じように死者2万8千人を人口で割ると、0.02%ほどになる。年齢層の問題や、生涯の罹患・死亡率を2年間の死者の比率と比較すると言うのは乱暴な話なので、もう少しもっともらしい数字にしてみよう。平成2年の年間死者数が 137万2648人、平成3年の死者数はまだ発表されていないので、この数字を2倍したものを2年間の数字と仮に設定する。2020年にがんで死亡した人は 378385人 だそうなので、こちらも2倍したものを2年間の数字として、同じようにほぼ2年間のコロナ死者2.8万人と比較してみたい。がんで死亡した人の比率は 378,385 / 1,372,648 = 約 27.56%(比率なので2倍してもしなくても結果は同じ)コロナで死亡した人の比率は 28,000 / ( 1,372,648 * 2 ) = 約 1%この2年間でがんで死亡した人とコロナで死亡した人の比率には、25倍以上の開きがあることがわかるだろう。この1-2年でがんで死亡する人が増える可能性?記事で見過ごされた可能性のあるがんが600件と言うことだが、それらのすべてが直接死につながるものではないと思うが、早期発見ができなかった600件のがんが今後表に出てくる可能性はある。それでも、40万人近いがんの死者数に対する600件であれば、それほど大きな数字ではないのかもしれない。見過ごされたがんとコロナもし比較するとしたら、見過ごされたがんで死亡する確率と、検診時に感染したコロナで死亡する確率だろうか。はっきり言って、検診時にコロナに感染する確率と言うのは限りなく低く、むしろ病院へ行くための交通機関や人ごみなどで感染する確率の方が高いくらいではないだろうか。ただし、この感染確率と言うのは、普段の生活の中で感染する確率とほぼ同等になると考えて良いと思うので、家から一歩も出ない生活をしているのでない限り、検診でコロナに感染する確率が高くなるとは考えにくい。それに比べて、今年見つからなかった600件のがんが原因となって死亡する確率はどうだろうか。具体的な数字は上げにくいが、コロナに感染し、さらに死亡する確率が限りなくゼロに近いことを考えれば、がんで死亡する確率の方が高くなることは間違いないだろう。ムードに流されるのは愚か政府やマスコミは「コロナが怖い」と言う印象ばかり伝えてくるが、自分に取ってのリスクを正確に把握するべきだ。オミクロン株で死者の平均年齢が80歳近いことを考えると、ほぼ日本人の寿命と大差がない。現在、コロナで亡くなっている人の多くは、コロナ感染によって体力が低下し、「持病」でなくなっていると言うことを知っているだろうか。つまり、本来の死因は「コロナ」ではないと言っても良いことになる。いつまで、政府やマスコミの「コロナ・プロパガンダ」に付き合う必要があるのだろうか。すでにコロナは多くの国民に取っては「ただの風邪」と言って良いのではないか。「自粛」するのは、感染によって危険がある側の人たちだけで良いのではないかと思う。感染から身を守るのは個人の努力で良い確かに一部、抵抗力の低い人もいるが、すべての国民に自粛を求め、若い世代まで生活苦に陥れるのはおかしい。心臓移植などの手術を受けて、免疫抑制剤などの投与を受けている人は、自ら必死で防御している。数の違いはあるが、感染が危険だと考える人は自身の責任で防御するべきだと私は考える。これまでにも老健施設などでは、インフルエンザやノロウィルスの感染が拡大しないように、様々な努力をされてきた。それと同じで良いのではないかと言っているのだ。新型コロナは以前から存在していたもともとコロナウィルスは風邪の症状を引き起こすウィルスとして知られていたもので、これまでにも、「今年の風邪はおなかにくる」だとか「今年の風邪は鼻水がたくさん出る」などと言われてきた。つまり、これまでにも毎年のように「新型コロナ」は発生していたと考えて良い。その中で、少し症状の重い「新型コロナ」が発生してしまったと考えるのが妥当だろう。では、どうなれば以前と同じ、ただの「新型コロナ」と考えられるようになるのだろうか。すでに欧米ではマスクの着用義務を廃止しているところが多い。このままではいつまでも日本だけが「コロナ不景気」にあえぐことは目に見えている。