テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:水島新司
日下村の無法松こと松五郎は、根っからの喧嘩好き。村では松五郎のあまりの強さに喧嘩を売るものもいなくなってしまい、最近は家業の木こりで木を切ってうさを晴らすのが関の山だった。 そんな松五郎には2人の息子がいた。長男の剛、次男の力、2人を合わせて読むと剛力、さすが無法松に相応しい名前の付け方である。 父親似の剛は腕っ節も強く、村のガキ大将。一方の次男の力は母親似で体が弱くいつも泣かされて帰ってきてしまう。 松五郎は、おとなしい力に対して、強くなれときつく怒るばかり。かたや剛は村の相撲大会でも5人抜きで優勝するなど、期待は腕っ節の強い兄に集まる。 剛の中学卒業が迫り、松五郎は家業の木こりの跡継ぎとして剛に大きな期待を寄せる。 そんな中、修学旅行の登山が行われるが遭難事故があり、親友2人を助けようとした剛は不幸にも転落死してしまう。 悲しさに打ちひしがれる松五郎を見て、残された力は兄に負けないくらい”たくましく”強くなろうと誓い・・・ この日の丸文庫の爆笑・出世シリーズには読者のコーナーがあるが、その中に寄せられる感想・似顔絵とも長きに渡り人気のあった一作。少年が強く成長していく話ってのは、人気になりますね。 こちらも光伸書房版が出ています。 光伸書房版には”やぶにらみ”も収録。 たくましきわが子 昭和37年 水島新司 爆笑シリーズ5 やぶにらみ 昭和38年 影 78号 ふー。今日は3本書きました。ちかれたビー。これで10本到達!! ではまた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月09日 23時14分04秒
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