テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:水島新司
岩手県の盛岡市。岩手山の麓には石川啄木の歌碑がある。 その少し離れた馬喰村に住む赤木三太。彼の家は馬喰。すなわち、競走馬を生産し、セリ市での収入をなりわいにしている。 今年、三太の家の肌馬キッドに産まれた仔は白馬。三太は父・伝蔵との約束で、その白馬を貰い受ける。 タロウと名づけられた仔馬は良血で、当歳馬からその素質が近隣で噂されるほどの期待馬だった。 そんなある日、馬小作たちから伝蔵は相談を受ける。馬地主の沼田から汚いやり方で借金を背負わされ、田畑を奪い取られそうになっていたのだ。 汚い沼田から、小作たちを救うため、伝蔵は彼らの借金を肩代わりし、自らが小作たちの馬地主になることを決める。 小作たちを纏めて、馬地主になった伝蔵に腹を立てた沼田は、あの手この手で嫌がらせを始める。 騙しに放火。肌馬キッドまでもが火に焼かれて亡くなってしまう。 そんな嫌がらせに耐えながら、啄木の歌碑も雪に埋もれること3回。伝蔵の手に残ったものはタロウ1頭のみ。 順調に育ったタロウは、小倉レース(日本ダービーに次ぐ大レースらしい?)に出場する・・・・ 昭和37年 日の丸文庫 影別冊 この頃の水島先生は色々な題材を漫画にしています。 今でこそ野球漫画の巨匠として、ご活躍されている水島先生ですが、昭和30年代の水島先生の活躍の場は貸本である影がメインだったんですが、読みきりばかりの雑誌のため、書いている題材は一杯あります。 私は、ちょっぴり競馬好きな一面を別のブログでは見せていますが、競馬好きとして、この作品についての感想は・・・・・・・・・・うーん・・・・・・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月19日 21時21分27秒
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