テーマ:お勧めの本(7220)
カテゴリ:水島新司
内田音吉は父と2人で過ごす中学1年生。 父は日雇いで稼いだお金を全て呑んでしまうくらいの呑んだくれ。音吉の学校の給食代すら滞納していた。 音吉は肩身の狭い思いをして学校に通っていたが、越境入学してきた金越財閥の息子から給食費を払っていないことで嫌がらせを受ける。 仲の良い級友たちは、そんな音吉をかばうが、自分の事で仲違いする級友たちを見て、落ち込んでしまう。 そして音吉は校長先生に宛てた1通の手紙を置いて姿を消してしまう(原文ママ) 「はいけい校長先生さま ぼくは1年2組の内田音吉です。 ぼくのうちは色々な、つごうでびんぼうでそいで学校のお金が払えません。 山村先生にさいそくされるたびにぼくは死んでしまいたくなります。 きゅうしょくもただでたべるみたいで、とてもつらいです。 だからお金がはらえるまで、学校をやすみます。 かんべんしてください。 さようなら。」 この手紙を見た校長先生は、呑んだ暮れな音吉の父の元に赴き・・・・・ この作品はもうひとつのブログでは紹介していません。 光伸書房の「へのへのもへじ」という単行本の中に、この「拝啓校長先生様」も掲載されていて、サラッとそちらで名前だけ紹介しました。 水島新司爆笑シリーズでは、この作品は単独でシリーズの11として出ていましたので、今回は記事を作りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2007年09月24日 21時46分09秒
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