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2012.08.01
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カテゴリ:カテゴリ未分類

 

P1000499.jpg

周恩来の碑

本日の日記で、亀山公園に建てられた、周恩来さんの碑の詩の

内容です。

周恩来さんは、3年ほど、東京にある大学校に留学され、その折に

たまたま京都嵐山を訪問され、悩みに応えて呉れるような、嵐山の

雨の中での、景観に詩を残されました。

周恩来さんは、又、中国に帰られ、首相として、田中角栄総理と

日中正常化に調印され、国交が快復された方でもあります。

一国の党首ともなる方が、嵐山の景色で元気を取り戻されたとも

思えます。

最近でも、中国の要人の方が来日のときに、わざわざ表敬訪問

されるほどの人柄だったのでしょうね。

 

 

 

【碑文】

雨中嵐山-日本京都

       一九一九年四月五日

雨中二次遊嵐山、

両岸蒼松,挟着幾株桜。

到尽処突見-山高

流出泉水緑如許、繞石照人。

瀟瀟雨、霧濠濃;

一線陽光穿雲出、愈見嬌妍。

人間的万象真理、愈求愈模糊;

-模糊中偶然見着一点光明、

真愈覚嬌妍。

 

雨の中二度遊びに来ました。

両岸には、青い松がそして幾株かの桜の花が混じっていました。

岸の道が尽きる処で、高い山が望めました。

流れ出る泉は、緑色に映り、石を巡って人の姿を照らしました。

小雨は深々として降り、霧が濛々と漂よって居ました。

一筋の太陽の光線が、雲間から射し込みました。とてもなまめか

しい光景でした。

人として考えるに、森羅万象、真理は、いよいよ求めれば求める

程はっきりしませんが、そのはっきりしない中で、たまたま一点の

光明を見出すことが出来れば、

眞にいよいよなまめかしくあでやかで美しいものでした。

嵐山の美しい景勝を上手く捉えられた詩と考えられます。

 

P1010540.jpg

宇治黄檗万福寺の開板

 魚が口に咥えている意味を知りませんでしたが、

【黄檗辞典】に下記の通り書かれていました。

禅宗では、心に潜む三毒も吐き捨てる意味なのでしょうか。 

かいぱん (開板)
 木魚(→)の原型とされ、丸太を魚形に彫刻し、側面をたたいて音が鳴るように胴をくり抜いた板。

 行事や儀式、または法会の刻限を報せるための法具(法要に使用される道具) として使用され、いわば時計の役割を果たし、食事の時間前に鳴らされる。

 当初は飯○(はんぱん)もしくは魚○(かいぱんと読まれていた。)と書かれていたが、今日では呼称に文字を合わせ開板と記すことが多い。(注:○は木へんに邦の字)

 魚が口に珠を喰わえ、そのまま泳ぐ姿に見えるが、実はその逆で、この珠は、貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)の三毒(さんどく、さんぬ)になぞらえられていて、その球を今まさに吐き出そうとしている姿を表していると言われる。
 また、魚は夜も目を開けていることから、それを見習って修行するようにと諭すために、法器に使用されたとも言われている。

 






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Last updated  2012.08.01 11:29:06
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