|
カテゴリ:投資・株主総会記事
2023年 5月29日 月曜日
九州から東海地方まで梅雨入りのようですが、東京都心も雨が降っています。 東京港区にある、ホテルオークラ東京。 13時からSBIホールディングス株主対象のインフォメーションミーティングが行われました。 このミーティングは、東京、名古屋、大阪の3箇所で開催。 今回の東京は全3回の初回にあたります。 株主総会ではないので、議決権行使書ではなく、事前に郵送されてきた案内はがきを提出。 出席票番号のようなものもありません。 中央に北尾社長。前方向かって右側に、副社長、取締役、計5名が着席。 左右にスクリーン、画面にそっての説明で手元資料はありませんでした。 前回は立ちとおしの北尾社長も着座していました。 内容はこんなかんじ ①2023年度決算内容 ②ネオ証券化について ③SBIの地方創生 ④今後2~3年を見据えて 5月12日にSBIは新生銀行に対して公開買い付け(TOB)を行うことを発表、それについての説明もありました。 政府系が保有する29%分はTOBには応募せずに、TOB後はSBiと政府のみになるように株式併合予定とのこと。 14:50ころから質疑応答。 1.新規上場企業に無配なものがおおい。SBI主幹事の上場企業には配当をうながしてほしい。 成長率が高いと無配でも株価はあがる。成長が鈍化すると株価は上がらないので配当も必要になる。 2.FRBが金利を上げた影響は。 日本で金利があがった場合にどの業界、どの会社が大丈夫かを見極めることが大事。 3-1.株主還元として自社株買いより配当を。 私(=北尾社長)も自社株買いはすきてはない。 内部留保が多い会社は設備投資とか会社のためになることをすべき。 3-2.B2C2(SBIが買収したイギリス仮想通貨マーケット)は売らないのか 簡単には売らない 3-3.株価が出遅れているかんじがする。 事業が広範囲でリスクと思われている。アメリカでは広範囲なほうがいいという研究結果もある。 1つの生態系の中で死んだジーを最大にすることを考えている。 4.東証以外での取引に対して東証が難色を示している件。 日本では東証がほぼ独占していてPTS(市場外取引)が育っていない。 公正取引委員会とも話している。 5.チャットGPTなどのAIの今後は チャットGPTはアメリカのものが答えがいい、日本のものはまだこれから。 インターネット登場で、個人も金融機関並に情報を得ることが可能になった。 分散化したブロックチェーンとAIを結合できるといい。 量子コンピューターがすすみ、暗号技術がとかれると仮想通貨が壊滅するので防御技術が必要。 6.確定方拠出年金をSBIにしたいが、受付できないようだ。 紙の書類が多いために(国内の年金関連すべてについて)全面的なネット化が遅れている。 7.低PBRの地方銀行が多いが、SBIがもっと保有してもいいのでは。 世のため人のための地方創生で、それぞれの地域でできるときに業務提携している。 8.SBI新生銀行を買収した一方、住信SBIネット銀行上場したが。 住信SBIはもともと50%ずつの保有だったもの。50%だと意見の衝突など制約が出る可能性があるので、上場させた。新しいことをするときは主導権がとれるように保有できるといい。 15:35頃終了。質疑応答まで含め、2時間半ぎっしり内容がつまったミーティングでした。 出席者は1000名程度でした。 ミーティングのお土産 ・アラプラス糖ダウンアラシア10日分(2000円) ・アラプラス深い眠り10日分(2000円) ・北尾社長の書籍1冊 ・ペットボトル水(会場入り口で配布) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[投資・株主総会記事] カテゴリの最新記事
|