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テーマ:犬のいる生活編(618)
カテゴリ:犬と人の社会生活
モアナ母ちゃんの夢は多頭飼い!
それも、できれ~ば、大型犬を飼ってみたい。 きっとモアナとは全然違った行動、反応、気質で、毎日犬達との生活が大変でも楽しくなるだろう! とバラ色の夢(笑) どうせ飼うなら、やっぱり躾けが入り易くて、性格はあまり攻撃的ではない方がいい。 見た目もやっぱり優美な子がいいよね~♪ という訳で、犬種はホワイトシェパードがいいかなあ。。。(以前はグレートデンとかワイマラナーとかスムース系を言っていた筈なんですが…。夢なんで、大型犬を調べるたびに各犬種の長所に惹かれてしまいます:本当に犬バカ) 時々出産情報や里親募集なんかを見て、どんな子なら我が家に迎えられるかなあ?って想像していました。モアナと仲良くできる子で、成犬の方が望ましいかな?うちの条件に合いそうな子はいるだろうか? あれこれ、想像していました。(でも、当分は無理って分かっていたので、あくまで夢!) そ~したら! いたんです!ホワイトシェパードがぁ!それも、里子に出ていました!(@@) もう、もう、もう、飛び上がっちゃって。。。。 でも掲示を確かめたら1週間前の日付。 これはとっくに里親さんが決まっている、そう思いながら連絡をとってみたら、なんと未だ決まらずと。 日本国内では、Wシェパードは頭数が極めて少なく、繁殖数も限られています。 そのためノンタイトルの両親から生まれた子でも、かなり高価です。 ですが、米加ではWシェパードは決して珍しい犬種ではありません。ジャーマンシェパードドッグ(GSD)のアルビノではなく、確立された犬種として、この春からはJKCでも正式に認可されて血統書もでるようになりました。 シェパードの名がしめすように、訓練を楽しんですることができる犬種で、大型犬にしては長命な子もいます。また、気性はGSDと比較すると穏やか。 白い体毛に黒い鼻とアーモンド型の目で、白雪姫みたいな優雅で美しい外見も持っています。 ただし、米加では大きいサイズが好まれるので、かなり大型の子もいるそうです。 モアナ母ちゃんは、Wシェパの女の子が欲しいなあ、と夢を描いておりました。 でも事実上の輸入規制(子犬の月齢やワクチン接種などの条件がとても厳しくなった)がある現在、海外からはいってくる数も制限されるだろうし、国内はもともと少ないし…。 そんな夢のワン子が、里子に出ていたんです。 頭の上で天使が舞い舞っちゃって、神様が「ワンパクシェパくんとモアナをちゃんと躾けて育てなさい」と言ってる~!状態でした。 現飼い主さんは、当然ながら里子ちゃんを実際に見てから決めて欲しいとのこと。 もちろん、是非是非会いたい!撫でてキスしちゃって、連れて帰りたい。 殆ど暴走状態のモアナ母ちゃん。 でも、そうなってからハタと我が家の状況を振り返る…。 里子のWシェパくんは、未去勢で8ヶ月。まだまだ子どもだけど、既に体格は成犬並み。 それでいて、訓練は受けていない様子。 きっとヤンチャ坊主だろうな。(それもカワユイ!←こうなるとつける薬がありません) しかし、そうすると体格で劣る非力なモアナはどうなるか? 先住犬でありながら、ストレス一杯にならないかな? いんや、モアナはドッグランでラブちゃんとだって遊べたから大丈夫。 でも、本当にそう?あれはドッグランだから。家の中に絶えず大きい子がいても大丈夫と言える? 頭上で飛んでいた天使が、今度は冷静になるように呼びかけ、次ぎから次に疑問を投げかけて来ます。 ば~ばも最初は賛成してくれていたのが、やっぱりモアナのことを考えておやり、と言い出しました。 (もっともですね。それが見えなくなるほど熱くなっておりました) 大型犬の飼育経験のある方数人に相談したり、検索で調べたり。 皆さん一様に言われるのは、大型犬それもシェパードには躾けは必須。(これはもちろん受ける予定でしたが)一般的に♂は♀と比べると気性は荒いし、力も強い。散歩は雨が降ろうと槍が降ろうと出かけるべし。体格が大きい分、食費も医療費もかかるし、長毛ダブルコートだと抜け毛が半端じゃない。 (Wシェパには短毛と長毛の2種類あり) それでも、GSDはかなり魅力的な犬種ではある(Wシェパの飼育経験者はいませんでしたので) 賢さは抜群で、訓練されたGSDほど、頼もしく楽しい伴侶はいない! 要は飼い主の覚悟次第! 等々、率直な意見やアドバイスを頂きました。(皆様、ありがとう!) それから、家族協議のお時間。 ば~ばが何より心配していたのは、モアナのこと。 体格が6倍以上の男の子が来て、果たしてモアナと上手くやって行けるだろうか。 モアナが大丈夫だろうか。 このあたりは殆どカケになってしまいます。 でも万が一相性が合わなかったら、今度は我が家から里親さんを募ることになってしまう。 そんなことだけは避けたい、いえそれ以上に、避けなければならないことです。 保護団体からの里親募集では、お試し期間を認めてくださる場合が多いですが(積極的にお試し期間を勧められる場合もあります)当事者同士の今回のケースでは、お試しは無しです。 モアナに可哀想なことは、相手のWシェパくんにも可哀想な結果になるし。。。 よほど会ってみて決めようと思ったのですが、それではお相手にも時間を取らせてしまうし、第一モアナ母ちゃんが冷静な判断を下せるかどうか自信なし。 やはりWシェパくんには、一頭飼いあるいは先住犬が大型犬のお宅の方がいいだろうな、と判断しました。とても残念だけれど、我が家にはご縁がなかったと思うしかありません。 Wシェパくん、飼い主さん、ご免なさい! 一刻も早く良いご縁が見つかることを祈っています。 Wシェパくんの里親に関心のある方、こちらからどうぞ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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