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まいじー日記

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2017.12.08
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カテゴリ:アメリカ学校生活
我が家のピコちん、父親の教育の賜物か、かなりの算数好きに育ちつつある模様。

宿題もまず算数のプリントからやるし、日常生活でも自分でいろんなもの数えたり計算したりして喜んでるし。

昨日はいきなり「1+1=2、2+2=4、4+4=8・・・」と倍々の足し算を暗算で始め、なんと「8192+8192=16384」まで到達してた!「Sixteen thousand three hundred eighty four」って。7歳にしてはかなりすごくないですか??(←親バカ再発)

私は自分がまったく数字覚えられない(仕事に支障を来たしかねないレベル・・)&暗算なんてまったくできないというかなりの数オンチなので、はっきりいって感動&感心したよ!

ピコちんは割り算とか分数の計算ももうそれなりにできるんだけど、学校の授業はまだ2桁の足し算をやっているレベル。掛け算は学年終わり?まで出てこないらしい。2年生でまだ足し算?って感じなんだけど、日本の学校ではどうなんでしょうか。

それはともかく。

ピコちんのクラスでは1ヶ月に一度算数ゲームをやる「Math Center」という時間がある。少人数のグループに分かれるので親のボランティアが必要ということで、先月と今月は私もボランティアに行ってきた。

そこでやった算数ゲームがけっこう面白かったので、備忘録を兼ねて書いておく。日本で算数っていうと教科書とかドリルとかしか記憶がないんだけど、こういう数のゲームで算数脳を育てるっていうのも面白いなーと思った。

ピコ・フェルミ・ベーグル

「親」が秘密に選んだ数(2桁以上、数字の重複なし)を推測して当てるゲーム。子供達が順番に数字を言っていき、その数字に対する「親」の反応:

- 推測の数に正解の数の数字が一つも含まれていなかったら「ベーグル」
- 推測の数に正解の数の数字が含まれているけれど桁が違っていたら「ピコ」
- 推測の数に正解の数の数字が含まれていて桁も合っていたら「フェルミ」

をヒントに理論的に推測していく。

例えば親の選んだ回答の数が「532」だったとして:

1. Aちゃんが「197」と推測→「ベーグル」→つまり回答には1も9も7も含まれていないことがわかる。
2. Bくんが「465」と推測→「ピコ」→回答には4か5か6が含まれているが桁は違う。
3. Cちゃんが「653」と推測(5と6の桁をずらし4を除いて未出の3を加えてみた)→「ピコ、ピコ」→回答には3が含まれていて、5か6のどちらか1つも含まれているが、どちらも桁は違う(4は含まれていない)
4. Dくんが「386」と推測(3と6の桁をずらし5を除いて未出の8を加えてみた→「ピコ」→回答には3は含まれているが6も8も含まれていない(5が含まれている)
5. Eちゃんが「235」と推測(3と5が含まれているのはわかったので桁をずらし未出の2を加えてみた)→「ピコ、ピコ、フェルミ」→3桁の数の3つの数字が全部当たっている。1つは桁も合っていて、残り2つは桁が違う
6. Fくんが「532」と推測(3が10の位なのはわかっているので5と2を入れ替えてみた)→「フェルミ、フェルミ、フェルミ」→正解!

これ書き出すとけっこう複雑なんだけど、子供達はすぐに理解してどんどん推測していくからすごい。

紙に推測の数と反応を書き出させて「さっきの数がピコで今度はピコ、フェルミってことはどういうことかな?」みたいに理論的に推測する手伝いをしてあげるんだけど。

最初「わけわかんない」って感じで隣の子のを写して書くだけで何も考えてなかった子も、適当にいった数字が「ピコ」とか「フェルミ」をゲットすると俄然やる気になって書き並べた数字をじっくり比べ出したりして。

位どりゲーム(Place Value Game)
(写真はeducation.comから)

与えられた複数の数字を並べ替えて一番大きな数を作るゲーム。

3桁の空欄の紙(1人1枚)とジョーカーとフェイスカード(ジャック、クイーン、キング)を除いたトランプのデッキ(裏向き)を用意。子供たちは順番に1枚ずつカードを引き、引いたカードを空欄のどこかに置く。一度置いたカードは動かせない。3巡したら全員3桁の数字ができる。できた数字を文字で書き出す(345だったらthree hundred forty fiveとか)。一番大きい数字を作れた子が勝ち。

8とか9の大きい数字を引いたら百の位に置き、1とか2とかの小さい数だったら一の位に置くのが基本なんだけど、4〜6あたりの数字だとけっこう迷う。

私が見てない隙に一度置いたカードを動かしちゃう子とか、それを私に言いつける子とか、10はゼロ扱いなんだけど百の位に置いて「千だから僕の勝ち!」と主張してくる子がいたりして、それぞれの性格が垣間見えるのも面白かったりする。

立方体数かぞえすごろくビンゴ(The Place Value Path Game)



真ん中に3桁の数字が25個並んだビンゴ、周りに一種のすごろくが配置されたプリントを一人ずつに配る。すごろくの好きな場所にコマを置き、順番にサイコロを振って、全員が出た数字の分コマを動かす。すごろくのコマのそれぞれに立方体がたくさんある絵が描かれていて、止まったコマの立方体の数をかぞえてその数のビンゴ枠をマークする。縦横斜めで3つ連続してマークしたら勝ち。

ここでも数かぞえるのにものすごく時間かかる子、ズルしてコマを動かす子、それを見てて「ズル!」って指摘する子、などの人間模様が・・。

こうやって教室にボランティアに行くと、ピコちんのクラスのこの名前と顔も覚えられるし、子供達の学校での様子もわかるし、ピコちんに今日学校で誰と何したって話聞いても「あーあの子ね」って話に乗れるので、いいことずくめ。

ピコちんももう2年生のお兄ちゃんらしくなり、キンダーや1年生の最初の頃のように「マミーと一緒に帰るうううう〜〜」と泣いて抱きついて離れない、、なんてこともないので、あまり消耗せずにボランティアできるようになって母としては喜ばしい。まあ必死にしがみついてくるのも可愛かったけどね・・。





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最終更新日  2019.09.25 03:10:21
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