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カテゴリ:過去ゲーレビュー(PS1)
概要 昭和の夏休みを体験するという特殊なポジションのゲーム、2000年、SCE 特徴 大人が子供時代を振り返るという形で、田舎で遊んだ1ヶ月の思い出を体験する形式のアドベンチャーゲーム 虫相撲や魚とり、山に登ったりと色々やりながら毎日を過ごしていく 概ね普通に遊んでいると割とムシキング化する その日に起こしたイベントなどで絵日記の内容が決まる、何もしないとそういった何もない絵日記が描かれることになる 長所 ゲームオーバーなどもなく、どうやってもただ1夏をおじさんの居で過ごすだけ 目標もなくただただ夏休みを遊ぶだけという、PS1が持っていた緩い雰囲気を伝えるゲームだと思う 所謂スローライフゲーの一つのパターンだと思う、平均的なスローライフゲーとは違う方向性だけど ハイスピードスローライフになりがちなのもスローライフゲーだと思う 難点 1日の時間経過が非常に早く、マップもそんなに広くはない 割とすぐによるになってしまう その割にイベントの起こし方がわからなかったりして、結構何も回収できないまま最終日を迎えてしまう感じが有る また子供心に民家が田舎とは言え少なすぎるとも思ったり 総合評価 このゲームの最大の特徴はなかなか見られないターゲット層だと思う ぼくという存在はおっさんの子供時代、つまり大人であり子供でも有るという存在 なので父親と子供、2つの客層に売り込める 通常商品を売り込む場合、母親と息子に売り込むのが普通なのに、これは父親をターゲットにした特殊なゲーム さらに平和なゲームであるがゆえに女性層にもそこそこ好評だったらしい タイトルに独自世界観と書いたが、テーマ自体は普通だし世界観も過去の日本、然し微妙に忘れられがちな時期をテーマにしつつ、破綻せずに落とし込めているのはうまい お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.07.27 02:25:40
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