ゼロ年代
現代詩手帖で「ゼロ年代詩人」を特集していた。あと日経新聞の文化面でも取り上げられていた。やはりわたしは現代詩の周縁にいるのだと再認識した。あとわたしは「ゼロ年代詩人」でもないことがわかった(`▽´ゞ「ゼロ年代詩人ファイル」がよかった。「新しい詩人」シリーズでかなりの「ゼロ年代詩人」を発掘した思潮社にはかねてからやってほしいと思っていた企画だったから。企画としては網羅的で画期的だが、彼らが書いている内容には、まったく意味のわからないものも多かった。ゼロ年代詩人の皆さんによる座談会の内容は、知識に乏しいわたしにはチンプンカンプンだったが、岸田将幸氏が書いた討議を終えての感想が傑作だった。「ゲラ段階で行われた大幅な戦略的加筆(後だしジャンケン)」に怒っているとのこと。素晴らしく潔い態度表明だ。「ファイル」では、大谷良太氏の「少なくとも現代の同世代の詩人には『思想』を求めたい」との言葉が興味深かった。まあ何でもいいんだけど、わたしが大事だと思うのは、平易な日本語!!!以上。