怖い話を創作してみた
最近、暇な時間に怖い話を読むのですが、なんだか自分にも書けそうな気がしたので、書いてみることにしました。あれは、去年の夏。家族と山梨に旅行に行きました。遊園地や湖などいろいろな場所を巡り、ある滝に行こうと決め家族と共に車でその滝に向かいました。滝の近くには小さな標識で滝の場所を表していました。その標識をたどって、車道から外れた山道に道を曲がって向かいます。山道の途中で、車で来ていた登山者達に会いました。そして、その滝に行くことを告げると、あまり良い表情をしてくれなかったのですが、道順を教えてくれました。車を降りて、滝までは歩いて行くことが解り、私たちは車を降りてそのまま山を登っていきました。山は木に覆われ薄暗く夏なのに少し肌寒い感じがしました。車で山道に曲がった時から、私はなぜか寒気がしており、霊感の強い家族がなんだか行きたくない場所だなといっていました。ですが、他の家族は滝まで行きたがっていたので、皆で歩いて行きました。5分ぐらい歩くと、水の音がして小さな川が見えてきました。その先に滝が見えました。思ったよりも小さな滝だったのですが、そこでせっかく来たので記念写真を撮りました。携帯のカメラ機能を使って写真を撮ります。カシャ、カシャ、カシャ、と連続して同じ場所で家族にポーズを取ってもらいました。あまり長居をしたくない場所だったので、それから直ぐに下山しました。宿泊施設に戻ってもあの滝で感じた寒気がしました。冷房の入れすぎかなと思っていました。冷房を調節して、あたりが暗くなってきた頃、今日取ったカメラを観て見ることにしました。他の場所で撮った画像は天気も良く明るくとれていたのですが、あの滝で取った画像は山の中だった為か、薄暗くとれていました。家族がポーズを決めて、いる画像を連続してみていたら、家族の脇にある木に違和感を感じます。画像を拡大してみると、一枚目には木の幹が写っています。二枚目には人の顔のようなモノが写っています。三枚目にはこちらをにらんだようなはっきりとした男の人の顔が写っていました。あとで、調べて見るとその滝は幽霊スポットになっていました。どうでしょうか?半分フィクション、半分本当の話でした。