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カテゴリ:お出かけ
北鎌倉に降り立った時に、ポツポツと雨が落ちてきた。
家を出るときに折りたたみの傘を迷った挙句、かばんに放り込んだのだが、よかった~ 今日はどのお寺に行こうかな 紅葉具合はどうだろうか? そう考える”間”もなく緑の山に目が行く。 ちょっと早かったね 鎌倉には7つの切り通しがある。 鎌倉時代に作られた自然の関門みたいなものらしい。 山で囲まれた鎌倉はその地の利をいかすため、山の尾根を切り開き、交通の要所としたのだとか。 その中でふと思いついて行きやすいのが亀ヶ谷の切り通し。 見てすぐわかる?ように舗装されている。ただの坂道ともいえる。 なんとなくイメージがあわないな。 でも、作った時につるはし?で岩を削り、道を広げたためか切り通しの両側にはその痕がある。 もしかすると地層かな? たいそうなことを書いたが実はよく知らないのだ 確か5年前にも来たことがあるのだが、その時は夏でとにかく暑かった。 夏休みの自由研究で子供も一緒に行ったのだが、途中に休憩用のベンチがあったように記憶している。 それがなくなっていて、ちょっぴり寂しかった。 そのときも撮った写真。 ただ雨の中をかさをさして歩くだけ。 でも懐かしい。 切り通しのはずれできれいなシダを見つけた。 本当はもっときれいに紅葉しているかのように赤くなっていた。 さて、次にどこに行こうかな まだ、紅葉の季節ではないので観光客も少ない。 小学生と中学生の集団がまばらだ。 なんだかあと1ヶ所でいいかな。 そんな気がして駅に向かい始めて最初のお寺に行くことにした。 それが浄智寺。 鎌倉五山の第四位 はじめてきたのは数年前の大晦日。 参拝客は1日早かったがために私たち以外には誰もいなかった。 きょうもやはり人影はまばら。 何を見たいとも特に思わなかったけれど、御朱印目的に中に入ってみた。 よくわからないけれど、目立つ黄色の実。 そしてサフラン?クロッカス? 緑と茶色のなかでひっそりと主張している。 よくわからないが、かやぶきの建物があった。 南北朝時代にあったが、それが最近再建されたとの説明。 奥の目立たないところに布袋様がいらっしゃる。 そのおなかを触るとご利益のためか元気がでてくるらしい。 ほかに誰もいなかったからいっぱい何回もおなかを触ってみた。 その布袋さんは指をさして笑っているような像である。 前もそう思ったが、今回もその指が指している方向を見てみた。 特に何もない。一本だけさしているその方向、しぐさには特に意味はないのだろうか? 歩きながら、駅前のこまきで和菓子を買おう。せっかく来たんだもの。 ちょうど電車が近づいてきた。 次回でいいや。 ダッシュしてホームに上がり、余裕で電車に乗る。 そして、自宅の最寄り駅に着き、歩き出した。 雨は止んでいる。 いや、地面は乾いている。 誰も傘なんて持っていない。 雨も降った気配もなく、晴れているのだ。 そんなに何時間もかかるような距離ではないのに、どうして? そんなに天気って違うものだろうか。 そう考えながら、雨に濡れ ”使用しました感タップリ” の折りたたみの傘を誇らしげにもち、歩いて帰った。 心残りのこまき。 次回は火曜日に行く予定。 しかし、定休日。が~ん お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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